アレルギーについてⅡ|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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アレルギーについてⅡ

健康の話
2015.11.05

前回はアレルギーの分類とその紹介をしましたので、今回はより詳細に最新の治験という面からアレルギーという疾患について述べていきたいと思います。

最近のアレルギー事情

1, ハンガリーのデブレツェン大学のG. Mocsai氏らによるとアトピー性皮膚炎は皮膚バリア機能と皮膚炎症の重症度が関連していることを報告しました。炎症が重症でフィラグリン(FLG)という遺伝子が変異したものを有し、なおかつ野生型アトピー性皮膚炎(AD)という症状をを呈する人は関連が弱まる可能性がありますが、FLG変異のみを有する患者の方は、野生型のみを有するAD患者よりもアレルギー感作のリスクが高い可能性があることが示唆されたということです

2, ドイツの研究者がオハイオ州のアーミッシュ(キリスト系集団)やドイツで家畜業を営む被験者のアレルギー調査を行ったところ、彼らには全くそういった症状が見当たらなかったという事です。

考えられる原因としては幼いころから一般的にアレルギー症状が現れやすい家畜とのふれあいを行っている事、そしてそれによってTレグ細胞という血液中に存在し、外部からの因子を攻撃する細胞が増加したことなどが挙げられています。

ようはTレグ細胞が多いほどアレルギーを発症することは少なくなり、少なければ攻撃する因子を持たない為に呈しやすくなるという事でしょうか。

3, 2000年に”授乳中及び妊娠中の母親にはアレルギー物質を含む食物を食べてはいけない。食べて良いのは乳製品は一歳以降、卵は二歳以降、ナッツや魚は三歳以降。”という報告書がアメリカで出版されました。

しかしながらこのルールを順守していた家庭においても成長した子供たちの中にはアレルギーを持つ患者が多く見受けられたとの事です。

イギリスのアレルギーの権威ギデオンラック教授によれば考えられる原因としては身体を攻撃するアレルギー物質が体内に全く無い場合、Tレグ細胞が通常より少ないために逆にアレルギーになりやすいとのことです。

そのためにこれらの食物を避けるのではなく幼児期から積極的に与えていくと言う、ある意味において毒を持って毒を制す方法が解決の道しるべとして有効なのではないかと述べています。

 

ですがそれらのTレグ細胞が増加するの生後11か月未満とのことですので大人になってからは勿論のこと、すでに発症しているお子さんにはこういった治療法は絶対に厳禁ですね。

南千住院 後藤

 

 

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