漢方薬の基礎|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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漢方薬の基礎

Let‘s整骨院
2015.12.22

漢方薬とは?

漢方薬 (かんぽうやく)は、伝統中国医学の一種で、日本で独自に発展した漢方医学の理論に基づいて処方される医薬品

古代中国においては、複数の生薬を組み合わせることにより、ある薬理作用は強く倍増する一方で、ある薬理作用は減衰すること(指向性の強化)が発見された。先人はその優れた生薬の組み合わせに対し、「葛根湯」などと漢方薬(方剤)命名を行い、この知見を後世に伝えることとした。

漢方医学の特徴は、伝統中国医学と同様に体全体をみるところにあり、「」という概念を持ってい。証は主に体質をあらわす。この点で西洋医学とは大きく異なる。漢方診療は「証に随って治療する(随証治療)」が原則であり、体全体の調子を整えることで結果的に病気を治していく。このため、症状だけを見るのでなく体質を診断し、重んじる(ホーリズム)。西洋医学が解剖学的見地に立脚し、臓器組織に病気の原因を求めるのとは対照的である。よって、漢方薬も「証」にもとづき患者一人ひとりの体質を見ながら調合される。漢方薬は病理状態ではじめて作用を示すが、西洋医薬では正常でも異常でも一定の作用を示す。

各国の定義

日本でいうところのいわゆる漢方薬は、中華人民共和国では中薬、朝鮮半島では高麗薬として伝統的に使われているが、日本では鎖国によって漢方医学が独自の発展を遂げたほか、医薬品医療機器等法の関係から漢方薬の成分分析が進んだため、中国では通常処方されない組み合わせでの処方が行われるようになり、日本式の処方による漢方薬を求めて中国から買い付けにくるという逆転現象すら起きている。

一方、中国では現在でも煎じ薬で飲むことが多い。日本ではエキス錠が多いため持ち運びなどの利便性が良い反面、個人の証に合わせて処方を調整するのが難しいという面もある。一般的には、精油成分が粉末にする際に蒸発しやすいこと、また液体のほうが吸収しやすいことから煎じ薬のほうがエキス錠より効き目が強いといわれる。

大韓民国では、漢方ではなく「韓方」「韓薬」の呼称が一般的である。これは韓国においても許浚の『東医宝鑑』等で漢方医学が独自に体系づけられたからである。同国内には韓方医を育成する韓医学部が大学におかれ、韓方医院は地方でもごく普通に存在する。

生薬と民間薬の違い

漢方薬は一般的に複数の生薬をあらかじめ組み合わせた方剤をさす。この方剤により、効能が大きく変わる。甘草湯(かんぞうとう)のように甘草だけの方剤もあるが、まれな例外である。

また漢方薬は東洋医学の理論に基づき処方されるのに対し、民間薬は経験的な民間伝承によるものである点で両者は異なるとされる。その効果は漢方薬においては比較的に限定的正確に働くのに対し、民間薬の効果は全般的で漠然と働くものが多いとされる。

漢方薬=生薬」という解釈をしている人も多いが、上記からわかるように、これは誤解である。日常的に、「漢方薬ではない生薬」の例は非常に多い。ゲンノショウコなりセンブリなりドクダミなりを煎じて、症状の詳細も体質も考慮せずにただ飲むだけであれば、それを漢方と呼ぶことは決してできない。

漢方薬と食べ飲み合わせ

漢方薬は、他の漢方薬や西洋薬との飲み合わせに問題がないという誤解がしばしば見受けられるが、これは正しくはない。他の薬の効果に影響し、悪い作用をもたらすこともある。特に同じ効能を持つ薬との重複は禁忌である。例えば、甘草は漢方方剤の約7割に含まれており、重複して漢方方剤を服用したことにより偽アルドステロン症を起こしやすくなるなどがある。また、特定の食べ物との組み合わせが禁忌とされている場合もある。このような飲み合わせ、食べ合わせに関する禁忌事項は、一般に、中国国内で販売されている漢方薬には明記されていることが多いが、日本国内で販売されているものには記載されていないことが多い。

Let’s整骨院 青田

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