花粉症について|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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花粉症について

健康の話
2016.02.29

今日は花粉症について書いていきたいと思います。

今や国民病ともいわれるようになった花粉症。

日本人のおよそ10~25%が花粉症と言われていて、とてもありふれた病気でもあります。

今の時期から春先になると…くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみなどの症状が出てきます。

以前はあまりよい薬が無く、とても大変でしたが、今はよい薬がたくさんあります。

花粉症をよく理解し、初期治療、セルフケアで花粉症の時期を、乗り切りましょう。

花粉症は、花粉が原因となっておこるアレルギー疾患を指します。

 

「アレルギー」とは、≪普通の人にとっては、何でもないようなものが、ある特定の人にとっては、不快な反応をおこすこと≫をいいます。アレルギーの原因になるものをアレルゲン(抗原)といいます。

ダニ、HD、花粉、食物、等々いろいろな物質があります。これら抗原が、アレルギー反応の引き金になるのです。

では、なぜ、ある特定の人にだけアレルギー反応が起きるのでしょうか、これは、その人が反応する物質に対して、特異的IgE抗体を持っているからです。

 

人は外部から侵入してくる異物(例えば、細菌やウイルス)に対して免疫(抗体)を作り、異物を排除する働きを持っています。これが正常な免疫反応で、体にとってとても有益な働きをしてくれます。

しかし、時として体にとって不都合な免疫反応を起こすことがあります。これがアレルギー反応です。

花粉症を例にとりますと、私たちの体内に花粉(抗原)が侵入すると、免疫を担当する細胞が、この異物である花粉を受け入れて良いものかどうか判断します。普通は受け入れると判断しますが、これを排除すると判断すると、排除するための抗体(特異的IgE抗体)を作ることになります。

こうしてできた抗体はマスト細胞という細胞にくっついて存在するようになります。この状態を花粉に感作された状態といいます。まだ、アレルギーは起きていませんが、アレルギーを起こす準備が整った状態です。(図1.)

特異的IgE抗体はマスト細胞という細胞にくっついて存在します。この状態を花粉に感作された状態といいます。まだ、アレルギーは起きていませんが、アレルギーを起こす準備が整った状態です。

再び、外から侵入してきた花粉(抗原)が、この特異的IgE抗体にくっつくことにより、異物が入ってきたというメッセージが、マスト細胞に伝わります。

すると、マスト細胞は破裂して、多くの化学伝達物質(ヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサン等)を放出します。(図2.) これがアレルギー反応です。

 

この化学伝達物質が鼻や、眼を刺激することによって、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみのような症状を発現します。

特異的IgE抗体を作りやすい体質をアトピー体質とか、アレルギー体質などといいます。この様な体質は生まれつき持っていますが、生活環境によっても強く発現するようになります。

例えば、ホコリっぽい環境で毎日暮らせばダニやハウスダストに対して感作されるようになりますし、同じものばかり食べているとその食品に対して食物アレルギーを起こすようになることもあります。

 

アレルギー反応は、体にとって不都合な免疫反応です。本来は排除しなくてもよい花粉を排除しようとして、【花粉を、くしゃみで吹き飛ばす、鼻水で洗い流す、鼻づまりで中に入れないようにする。】という防衛反応が症状として出てくるのですから、皮肉なものです。

花粉症の原因植物と、花粉の飛ぶ時期

花粉症はその原因となる植物の花粉が飛ぶ時期だけに、症状がみられます。約60種類の植物が花粉症を引き起こすといわれています。

日本は、南北に細長く、土地によって花粉症の原因植物は異なりますし、飛散時期も異なります。また同じ植物でも北と南では飛散時期が異なります。岩手県の代表的な花粉は

春:スギ

夏:カモガヤ・オオアワガエリ

秋:ブタクサ・ヨモギ

などです。

盛岡市では、スギは、2月中~下旬から5月の連休頃まで飛散しています。スギの次はヒノキとよくいわれますが、盛岡市(岩手県)はヒノキは少ないです。

南東北~関東以南で生活したことのある人はヒノキに感作されていることもあり、花粉症の症状が続くこともありますが、5月以降はカモガヤなどのイネ科の花粉が原因のことが殆どです。

 

花粉は風に乗ってとばされて拡がります。

スギや、ヒノキのような丈の長い樹木の花粉は遠くまで飛びますし、地面に落ちてもまた舞い上がって都市部でも飛び回ります。戦

後、日本は大量のスギを植林したため、スギ林がとても増えました。

そのため、飛散する花粉の量もものすごく増えて、スギ花粉症の患者が大勢見られるようになりました。

ブタクサのような雑草はせいぜい体長が1メートルぐらいで、花粉が飛ぶ高さが低いために、あまり離れたところまでは飛びません。

雑草が原因の花粉症では、家の周りの雑草を取り去るだけでも、花粉症の予防につながります。

自動車の排出する排気ガスも花粉症悪化の原因といわれていますが、まだ結論は出ていません。

ただ、過敏な人にとっては、汚れた空気がよいわけはなく、やはり大気汚染も花粉症を初めとしたアレルギー疾患増加の一因と思われます。

花粉のシーズンは早めに治療を開始するようにしましょう。

金町院 門脇

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