20代でも認知症!?
- Let‘s整骨院
- 2016.06.07
20代でも認知症に?
そんなことあるの(;´・ω・)?
あるんですよっ( ゚Д゚)!!
他人事じゃない「若年性」今すぐできる自己診断法を紹介します!
まず初めに、話題になったお話から(^^)
認知症のおじいさんに、女性店員の「神対応」
認知症のおじいさんが、ハンバーガーショップで注文をして、
レジの女性に「いくらだ」とポケットから取り出したのは、
くしゃくしゃのティッシュペーパー。その時、レジの女性は…。
3年ほど前、ツイッターにこんなつぶやき(ツイート)があり、
リンク先の医療専門サイトへのアクセスが集中してサイトがパンク寸前になったことがあるみたいです。
掲載されていたのは中日新聞が運営をするブログの「受け答えの技術」というタイトルのもの。
読んだ人からのツイートが相次ぎ、あっという間に拡散したそうです。
冒頭のツイートの続きは、
「若い女性店員はこう答えたという。
『申し訳ありません。当店においては現在、こちらのお札はご利用できなくなっております』」
認知症の人への対応のお手本
読者のツイートには「この店員さん、神(かみ)対応!」
「エピソードの温かみに心が洗われた」
など感動と驚きがあふれた。
機知に富んだ受け答えだけでなく、認知症の人への対応のお手本だという賞賛も相次いだのだ。
認知症の人は、間違いを指摘されると逆上することが多いですが、
この店員は間違いを頭から否定せず、さりげなく正しい方向へ誘導しました。
ブログはこう続いた。
「おじいさんは『そうか、ここでは、この金は使えんのか』と、あらためてポケットの小銭を取り出しました」
素敵な女性ですね( *´艸`)
20代の認知症 全国で推定450人
認知症なんて自分には関係ない話、と思っている人が多いはずです。
しかし、30年後に発症していないという保証はない。
その上、65歳未満の人が発症する若年性認知症というのもあります。
「65歳未満」ということは、あなたが既に発症しているかもしれないし、
20代の人でも発症している可能性があります。
ある、データを紹介します。
厚生労働省が2009年に発表した調査結果によると、
若年性認知症の人は全国で推定3万7800人。
18~64歳における人口10万人あたり47.6人が若年性認知症ということになります。
推定発症年齢の平均は約51歳だが、20代の患者は全国で推定820人、40代で3310人にもなります。
若年性認知症になると…
若年性認知症が怖いのは、発症すると仕事を辞めざるを得ず、
働き盛りの年代に収入が途絶えてしまう恐れがあること。
さらに、介護してもらう立場になるなど、経済的な問題が出てきます。
周囲の自分を見る目も気になることでしょう。
世の中、冒頭のような「神対応」をしてくれる人ばかりではないですからね。
認知症には伏線が
若年性認知症は突然起こるのではなく、伏線がある。
認知症の原因となる疾患の双璧はアルツハイマー病と脳血管性認知症だが、
若年性は、脳血管性認知症のほうが多い。
脳梗塞や脳出血などで脳の血管が詰まったり出血したりして神経細胞が死ぬことによって引き起こされる。
その元をたどると、高血圧や高脂血症、肥満などの生活習慣病に行き着き、
睡眠の問題までもがクローズアップされてきます。
心配な人は今すぐ自己診断を
心配になった人もいるかもしれません。
厚労省の調査では、若年性認知症に気付いたきっかけは物忘れがトップで50%を占め、
以下、行動の変化、性格の変化、言語障害の順でした。
思い当たる人は自己診断を(゚Д゚)ノ
• 同じことを繰り返し話したり聞いたりする
• 日付や曜日が分からくなった
• 親しい人の顔や名前が分からなくなった
• 単語や物の名前が出てこなくなった
• 通い慣れた道で迷った
1つでも当てはまれば要注意です!!
早期発見すれば病気の進行を遅らせるだけでなく、その後の生活の準備をすることもできるはずです。
疑いがあったら専門の医療機関に相談することをお勧めします。
Let’s整骨院 齋藤