骨折あれこれ|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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複雑骨折を誤解してませんか? ~骨折あれこれ~

亀有北口本院
2016.07.10
皆さんは骨折という言葉はご存知かと思います。
しかし、意外と勘違いや誤解されて認識されている部分が多々あります。
今回はそんな骨折についてお話ししたいと思います。
まず、誤解度NO1であろう
『複雑骨折』
最近は医療系のドラマも人気で、医学用語を使った台詞などは専門家が監修されているので問題ないと思いますが、
一昔前のドラマや、漫画なんかでは今でも間違って使われれている場面を多々見かけます。
おそらく『とても大変な骨折』を表現するにあたって、
あまり医学知識のない作家さんなどが、なんとなーく雰囲 気で使われていたものが浸透してしまったのだと思います。
皆さんがイメージする『複雑骨折』とは、
・とっても重症
・何本も骨が折れている
・骨が粉々
・治るまで時間が掛かる
といったところではないかと思います。
特に漫画では複雑骨折をこのニュアンスで使っている場面を見かけます。
確かに、上記をまとめるといかにも『複雑』な気がします。。。
が、しかし。
これは全く複雑骨折の定義と異なります。
『複雑骨折の定義』はなにかというと
創部と骨折部との交通のあるもの(開放性骨折 )、です。
創部とは簡単に言うと傷ついた皮膚です。
骨折部とは文字通り、折れた骨の部分です。
交通のあるとは、繋がっているということです。
つまり分かりやすく言うと、
傷ついた皮膚と骨折した場所が繋がっている。
まだ少し分かりにくいので、具体的な例で言うと
破けた皮膚から骨折した骨が飛び出しているないし見えている(開放している)
こういう状況だと複雑骨折です。
破けた皮膚からの細菌感染にも気を付けなければいけません。。。
結構深刻な状況 だと思いませんか??
割とコミカルな漫画で、これは複雑骨折してる!なんて言ってるのを見ると
作者さんの意図と裏腹にキャラクターはえぐい骨折をしちゃってます。
複雑骨折の定義から分かるように、
大事なのは傷口が開いて骨折部と繋がっているかどうかです。
それを考えるとしっくりくるのは『開放性骨折』の方ではないでしょうか。
骨の折れ方、骨の折れた本数、などは複雑骨折とは全く無関係なのです。
では、巷で複雑骨折と言われているものは何という骨折なのかというと
2本以上の骨が骨折している『多発骨折』であり、
骨折線が様々の方向に走る『複合骨折』の中でも多数の骨片を有する『粉砕骨折 ※1』であり、
外力のかかり方は『粉砕骨折 ※2』に相当する。
※1※2の粉砕骨折は意味合いが違います。
となるかと思います。
・・・確かに複雑ですね(笑)
亀有北口本院 中尾

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