ラベンダー|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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ラベンダー

亀有北口本院
2016.09.04

心とからだが安らぐ「ラベンダー」の効能でうつ、痛みが穏やかに

鮮やかな紫色とやさしく高貴な香りを持つラベンダーは、鎮静作用などさまざま効能があることで知られています。

とても人気が高く、古くから香料やスキンケア、薬草として用いられてきました。

その由来や効能、ブレンドオイルの作り方などをご紹介します。

ラベンダーとは

http://macaro-ni.jp/32546
ラベンダーはシソ科の植物です。世界各地で栽培されており、アロマオイルや入浴剤、
ハーブティーなどさまざまな使い方があります。
他のいかなる香料もしのぐといわれ「香りの庭の女王」なんて呼び名もあるそうですよ。
日本にラベンダーがやってきたのは江戸末期ですが、古代ローマ時代から沐浴のときに、
芳香剤や消毒剤として用いられたようです。
そのため、「ラベンダー(lavender)」は、ラテン語で「洗う」を意味する
「ラヴァーレ・ラワーレ(lavare)」が語源だといわれています。
ラベンダーと聞くと、北海道富良野の畑一面に広がった紫色のラベンダーが、
ゆったりと風にそよぐ幻想的な風景を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
その情景を思い浮かべるだけで心に癒しを感じるほど、ラベンダーという存在自体が
人の心とからだを穏やかにしてくれます。
また、昔から天然の万能薬と評判が高かっただけあり、たくさんの効能があるようですよ!

ラベンダーの効能

http://macaro-ni.jp/32546
ラベンダーの香りをかぐと人の脳にはα(アルファ)波が増加するそうです。
α(アルファ)波は、リラックスした状態の人の脳に増える脳波ですよね。
また、イライラや興奮を抑制してくれる鎮静作用があり、漢方では「体温を下げる」
と考えられています。
そのため、以下の通り多くの効能が伝えられています。

▶ストレスの軽減

ストレスを感じているとき、人は緊張状態にあるので筋肉が硬くなります。
また、呼吸も早くなり深部の体温が上昇しますが、そのぶん手足には血液がまわらないので冷たくなります。
これは、自律神経のひとつ「活動の交感神経」が優位になっている状態です。
逆に、リラックスした状態になると筋肉の緊張がほぐれ、呼吸がゆるやかになり深部の体温が下がるため、
末梢血管が広がり手足が温かくなります。
これは、自律神経のひとつ「休息の副交感神経」が優位になっている状態です。
ラベンダーの香りは、この副交感神経を刺激して緊張をやわらげ、リラックスに導いてストレスを軽減してくれます。
この効能は、研究結果でも示されているそうですよ。
これが、睡眠促進効果にもつながるようです。

▶痛みの緩和

「痛み」は神経を伝わり大脳で認識されますが、そのときの人の状態によっても、痛みが変化するそうです。
たとえば、怒りや不安を感じているときは痛みを増強させますが、逆に、
安心した状態であれば痛みが和らぐそうです。
そのため、心身をリラックスした状態に導くラベンダーは、痛みを感じにくくする働きがあります。

▶傷や火傷

フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォッセが実験中に火傷を負った際、
たまたま近くにあったラベンダー精油を塗ったところ、驚くほど治りが早かったと伝えられています。
この出来事は、アロマテラピー誕生(1930年代)のきっかけにもなりました。
なお、フランスの軍医であったジャン・バルネ博士は、兵士たちの傷の消毒や鎮痛ケアに
ラベンダーが効果を発揮したと記録しています。

▶アルツハイマーの予防

アルツハイマー型認知症は、記憶などにかかわる脳の海馬が萎縮してしまう病気です。
しかし、それよりも先に嗅神経(きゅうしんけい)の機能が低下するという特徴があるのだとか。
人間には「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」という五感がありますが、
嗅覚だけはダイレクトに脳へと伝わります。
そのため、ラベンダーのような香りで嗅覚を刺激することにより海馬が活性化され、
アルツハイマー病が予防できると研究によって明らかになったのです。

▶うつ病の予防

ラベンダーが持つ鎮静作用や睡眠促進効果は、うつ病患者に見られる症状のイライラや
不安感を軽減することに役立ちます。
また、うつ病は精神の安定に影響する神経伝達物質「セロトニン」の分泌不足が
原因のひとつと考えられています。
ラベンダーなどの精油に含まれる成分「酢酸リナリル」には、その「セロトニン」の分泌を
促す作用があります。
日常的にラベンダーをうまく活用すれば精神が安定し、うつ病予防にも役立つというわけです。

エッセンシャルオイルとアロマオイルの違い

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「エッセンシャルオイル(精油)」と「アロマオイル」は、ごちゃ混ぜに使われやすい言葉ですが、
示すものに違いがあります。
「エッセンシャルオイル(精油)」とは、植物の花・葉・果皮・根・種子・樹脂・樹皮などから
抽出した液体(揮発性の芳香物質)のことをいいます。100%天然由来なので植物の有効成分があります。
少しでも合成香料などが含まれている場合は、「エッセンシャルオイル(精油)」とは表記できません。
「アロマオイル」とは、合成香料が加わったものや、100%天然由来のエッセンシャルオイルすべてを示す
広い意味の言葉(広義語)です。
ただし、「『エッセンシャルオイル(精油)』以外の合成香料などを含んだもの」を示す場合に使われることもあります。

ラベンダーオイルの種類

ラベンダーには、いくつかの種類があります。
種類によっては取扱いに注意が必要なものもあります。
主な3つをご紹介しましょう。

▶ラベンダー・アングスティフォリア

ラベンダーオイルのなかでも最高品質で、安全といわれています。
イングリッシュラベンダー、真正ラベンダーとも呼ばれるようです。
リラックス効果が高く、スキンケアにも向いており、火傷や虫よけにも有効です。
な効果は鎮痛・鎮静・誘眠・抗うつ・抗炎症など。ただし、妊娠初期は避けましょう。

▶ラベンダー・ストエカス

フレンチラベンダーとも呼ばれます。
脂性肌・乾燥・敏感肌のスキンケア、鼻水などの粘液調節や、火傷、出産後の妊娠線ほか、
傷跡のケアに効果があると伝えられています。
ただし、神経毒性のあるケトン類が含まれているため、十分な希釈(薄めること)が必要だとのこと。
妊婦さん、授乳中の方や、小さなお子さん、高齢者の方や、てんかん患者の方はご使用できません。

▶ラベンダー・スピカ

リラックス効果よりも抗毒素作用に優れ、クラゲや蜂、ムカデなど毒を持つ虫から刺されたときに
効果を発揮するようです。
刺激が強いので、妊婦さん、授乳中の方や、小さなお子さん、高齢者の方や、
てんかん患者の方がご使用する際は注意が必要です。

相性のいいベースオイルとブレンド方法

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エッセンシャルオイル(精油)は植物の成分濃度がとても高いため、原液のまま使用すると刺激が強く、
皮膚を傷めてしまいます。
そのため、ベースオイルと呼ばれる植物油で薄める必要があります。
美肌効果があり、エッセンシャルオイル(精油)の基材となるのでベースオイルと呼ばれていますが、
肌への浸透性に優れているため体に精油を運ぶという意味を持つ「キャリア(carrier・運搬人)オイル」とも呼ばれます。
ラベンダーオイルと相性がいいベースオイルはこちら!
【ハーブ系】 クラリセージ、ローズマリー
【フローラル系】 ゼラニウム、ネロリ、ローズ
【スパイス系】 クローブ
【オリエンタル系】 パチュリ

▶ブレンドの方法

ガラスの容器などにベースオイルを入れ、エッセンシャルイオイル(精油)を数滴加えて、よく混ぜます。
分量は20mlのベースオイルに対し、エッセンシャルイオイルを4滴(0.2ml)ほどです。
ブレンドしたものは遮光ビンに入れて保管してください。
刺激が強いものはエッセンシャルオイルの分量を少なめにして、十分に希釈しましょう。

▶注意点

ブレンドオイルは遮光ビンに入れて冷暗所で保管し、できるだけ1か月以内に使い切ることが推奨されています。
古いものに新しいものを継ぎ足すのは、品質を保つうえでNGのようです。

ラベンダーは妊娠中に使える?

安全といわれているラベンダーの種類でさえも、妊娠初期は控えることが推奨されています。
その理由は、ラベンダーにはホルモンに働きかける作用や、通経作用(生理を起こさせる作用)
があるので、流産を引き起こす可能性があるからです。
やはり、そのような作用がある限り、妊娠中の使用が安全とは言い切れません。
したがって、専門家による指導がない限りは、妊娠中はいかなる種類のラベンダーも控えるべきでしょう。

ラベンダーで癒しのある日常に

たくさんの効能を持つラベンダーをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
その効果には、多くの研究者たちが熱い視線を送り続けているようです。
まだまだ、これからも目が離せませんね。
なお、ラベンダーは「香り」だけではなく、その美しい「紫色」でも効果を発揮してくれます。
カラーセラピーにおいて紫色は、香りによる効果と同じく、緊張や不安をやわらげ穏やかな気持ちに
導いてくれるのだとか。
ラベンダーで癒しのあるライフスタイルを楽しんでくださいね。
本院 荒木

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