脊髄|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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脊髄

健康の話
2016.09.22

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主に接骨院に来る患者さんは腰の痛み、頸の痛みなどを抱えていらっしゃる方が多い様に見受けられます。
これらは全て人間の背中側を通る脊髄という神経幹が作用しています。
よく間違われる”脊椎”と”脊髄”の違い、脊髄って何で構成されているのかも含めてざっと紹介していきたいと思います。

“脊椎”と”脊髄”
“脊椎”(せきつい)は一般的に背骨といわれている部分を指します。
動物の身体を重力から支える役割を持っており、動物を脊椎の有無によってヒトを含む脊椎動物と無脊椎動物に分けることは古くから行われてきたが、実際には脊椎を持つ脊椎動物は動物全体の中の一つの亜門 (分類分けにおけるグループ) にすぎません。
蛇足ながら脊椎動物として良く知られているグループとしては我々と同じ哺乳類、鳥類、爬虫類、両棲類、魚類が含まれます。
一方、”脊髄” (せきずい) とは脊椎の脊髄腔という空間を通り、全身に枝を出す神経の幹です。
また身体に指示をメインに出す脳と脊髄を合わせて中枢神経系と称します。

脊髄の構造
脊髄から直接出ている神経は神経根と呼ばれ、神経根が脊髄腔から出る高位によって、頸髄、胸髄、腰髄、仙髄、尾髄(ただし人間では、尾髄は退化的)に分けられます。
脊髄は脊椎より短いため、脊髄の高位と脊椎のそれとは一致しておらず、脊髄の末端より下位の脊髄腔には神経根のみが伸び、馬尾と呼ばれています。

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ヒトの脊髄は31の分節に分かれており、それぞれの髄節の左右の腹側から運動神経根が、背側から感覚神経根が末梢に出ています。
そして腹側神経根と背側神経根はやがて合わさって脊髄神経となります。

31対の脊髄髄節はヒトでは以下に分類されます。

  • 8対の頸髄 00
  • 12対の胸髄
  • 5対の腰髄
  • 5対の仙髄
  • 1対の尾髄
  • ただし、第一頸髄と尾髄では、背側神経根はなく運動神経根だけが出ます。

 

脊椎は脊髄に比べて成長が早く、最終的に長くなるため、成人では下位の脊髄髄節になるほど、対応する高位の脊椎骨に比べて高い位置にあります。
胎児発生のはじめ(胎生3ヶ月まで)では脊椎と脊髄の高さは一致していますが、成人の脊髄の終わり(脊髄円錐)はだいたい第一腰椎と第二腰椎の間になります。
腰仙髄は第九胸椎から第二腰椎の間にあり、例えば第四仙髄の神経根は胸腰椎移行部のあたりで脊髄から出て脊柱管内を下行し、第四仙椎の下から出ます。

以上、ざっと”脊髄”と”脊椎”の違いや構造を説明してきましたが、図を交えても少々解り辛かったかもしれません。
次回はそんな脊髄を通る神経の紹介と疾患などをメインに紹介していきたいと思います。

南千住院 後藤

 

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