冬の入浴と血圧|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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冬の入浴と血圧

健康の話
2016.12.05

おはようございます。

寒いこの季節、ついつい長湯しがちです。

ですが、入浴にも注意が必要。今日はそのことについてお話していきます。

・血圧の急激な変化は高齢者には大きな負担

安全な入浴法  寒い季節にお風呂に入ると、私たちの体は大きな温度変化にさらされます。
暖房の効いていない脱衣所で裸になり、まだ暖まっていない浴室に入ると、体温を逃すまいとして血管がきゅっと縮み、血圧が上がります。そして熱いお風呂につかると、熱さにびっくりして血圧はさらに上昇。

体が温まってくると血管は広がり、今度は血圧が下がり始めます。お風呂から出ると、血圧は入浴前よりも下がるのが普通です。

入浴時に血圧が上がったり下がったりする「乱高下」はお湯の温度が高いほど大きくなり、日本人好みのやや熱め42度のお風呂では、血圧が140㎜Hgに急に上がって、すぐに90㎜Hgまですとんと下がります。

このような血圧の急激な変化は、動脈硬化が進んで血管が弱くなっているお年寄りには大きな負担となり、血管が破れたり(出血)詰まる(梗塞)原因となることがあります。
また、入浴中に汗をかいて体内の水分が減ると、血液の粘り気が増して血の塊(血栓)ができやすくなることも。

このほか、体が温まると足の血管が広がるので、立ち上がったときに血液が一気に下半身に下がり、脳への血流が少なくなってめまいやふらつきが起きることもあります。
 

・温度差や湯船に注意安全・安心な入浴を

図表  入浴中の体調不良を未然に防ぐためには、温度差やお風呂の入り方に注意する必要があります。
脱衣室は電気ストーブなどで暖め、浴室はあらかじめ浴槽のふたを開けておく、お湯を張るときに高い位置からシャワーで給湯して湯気を立てるなどで、温度差を小さくします。
温度は39~41度が適温です。肩までつかると水圧で心臓に負担がかかりやすくなるので、水位は胸ぐらいの高さに。
汗をかくと血液の粘り気が増しますから、入浴の前と後にコップ1杯の水を飲みましょう。
温泉地の朝風呂は旅の楽しみのひとつですが、目覚めてすぐは血圧や脈拍の変動が大きい時間帯です。

起きて1時間くらいのんびりしてから入浴するようにしましょう。

 

また飲酒後の入浴は血圧が下がりやすく脱水症状も起きやすいので、控えたほうが賢明です。
冬の入浴は、危険と隣り合わせになってしまうことがあります。本人も周囲の人もよく気を配って、安全・安心な入浴を楽しみたいものです。

金町院 橋本

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