「体調悪くて全然やってない」と言ってた奴に限って…|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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「風邪をひいてて全然やってない」と言ってた奴に限って…

亀有南口分院
2017.02.04

男性A 「やった?」

男性B 「あ~~ なんか親から電話とか色々あって… あんま出来なかった」

 

先日、電車に乗っていたとき、隣に座ってた男性二人組の会話。

どうも試験について話していたようです。

 

昔、自分も試験前に友人と似たような会話をしてましたが、特に自信がないときは何かしらの言い訳をつけてたなぁ~と、二人の会話を聞いてて思い出しました。

このように試験など本番前に「勉強してない」「体調が悪い」など言い訳をしておくことを『セルフ・ハンディキャッピング』といいます。

 

『セルフ・ハンディキャッピング』とは、ある行為によって自己のイメージが脅かされる結果が生じることが予期される場合、結果が出る時点で自分に有利な帰属がなされるように、あらかじめハンディキャップを自分に与えるような行動をとったり、ハンディキャップがあることを主張しておく行為をいいます。

簡単にいうと、万が一、失敗することで自分のイメージが悪くなるかもしれない状況のとき、あらかじめ自分にハンディキャップを与える(例:試験前にあえてゲームをする)。

またはハンディキャップがあることを周囲に主張しておく(例:試験当日、勉強不足と友人に嘆く)ことをいいます。

これは自らの評価や自尊心を守るために人間がとる「自己防衛欲求」からきています。

自分に自信がなかったり、成功できないかもしれないといった不安から心を守るため「失敗したのは自分のせいじゃない」と言い訳できる状況を人間は作ってしまうのです。

 

『セルフ・ハンディキャッピング』のメリットとしては、あらかじめとっておくことで自分の能力不足・努力不足への劣等感が薄らいだり、他者からの評価が下がることを阻止することができます。また逆に成功したときには、ハンディキャップがあったのに良い結果が残せたと自尊心を高められ、他者からの高評価も得られます。

さらに、先に言い訳をしておくことで余計な緊張をせずに大切な場面に臨めるといったメリットもあります。

 

ただ、そんな『セルフ・ハンディキャッピング』も常に使っていると習慣的になってしまい、様々な場面で自然と起こってしまうというデメリットがあります。

言い訳をつけて「後で…」と大事なことを後回しにしてしまう。

そうやっているうちに失敗する怖さや自分の本当の能力などに素直に向き合うことができなくなってしまう。

ついには努力で得られる充実感や満足感といった成功体験を積む機会をなくしてしまう。

結果的に自分を認める力や成長する力が育たなくなってしまうのです。

 

そうならないためにも、まずは自分の『セルフ・ハンディキャッピング』に「気づく」ことです。

そして、『セルフ・ハンディキャッピング』と上手に付き合い。

「プライド」よりも、失敗しても平気といった大らかな気持ちと格好悪くても自分の目指す方向に成長していこうというメンタルの強さを持つことが大切なのかもしれません。

 

『セルフ・ハンディキャッピング… 』

『四十にして惑わず… 』

なかなか人間難しいと感じた今日この頃でした。

 

 

南口院 いたばし

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