鎖骨脱臼~胸鎖関節脱臼~|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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鎖骨脱臼~胸鎖関節亜脱臼~

亀有北口本院
2017.04.16

前回は鎖骨骨折についてお話しさせて頂きました。

大の大人でも失神する事のある鎖骨骨折の痛みたるや・・・。

そして、子供の場合は頭の損傷も注意深く疑わなければいけない、など。

そんな鎖骨ですが、今日は骨折ではなく脱臼の中の亜脱臼についてお話しします。

 

鎖骨の脱臼は2種類あります。

『胸鎖関節脱臼』と『肩鎖関節脱臼』です。

胸鎖関節とは、鎖骨の内側端(体の中心)の関節。

肩鎖関節とは、鎖骨の外側端(肩側)の関節を指します。

 

今日は、体の中心側である胸鎖関節脱臼についてお話しします。

 

さて、脱臼と言うと皆さん最初に思い浮かべる場所はどこでしょうか??

殆どの方が、『肩』思い浮かべたかと思います。

そうです。

脱臼の中で圧倒的に起き易いのが肩の脱臼です。

スポーツの現場で、日常生活で転倒して、等様々な状況で起きています。

 

それなのに、今回脱臼のお話をするにあたってわざわざ一番有名な肩の脱臼ではなく、

鎖骨の胸鎖関節脱臼、とりわけ亜脱臼をなぜ取り上げるのかと言えば、

 

意外とやっていることが多い

からです。

 

肩が脱臼すると、明確な痛みと関節の異常所見が見られます。

自他ともに脱臼した事実を認識しやすいのに対し、

胸鎖関節は軽度の脱臼状態(亜脱臼)ならある程度日常生活を送れることもある為、

医者に行かずに我慢しているうちに痛みが軽減し治ったように錯覚して放置してしまうケースや、

医療機関を受診しても、レントゲンでは判断しづらい場所という事もあり見逃されるケースもあります。

 

さて、そんな鎖骨の胸鎖関節脱臼ですが、

殆どが前方脱臼となります。

前方とは、鎖骨の胸鎖関節側が体の前の方に脱臼する状態です。

上下方向に脱臼することも稀にありますが、そのほとんどは前方脱臼です。

因みに、鎖骨の下には肋骨(第一肋骨)がある為、下方脱臼をおこすことはありません。

国試に出ます!

・・・すみません、こちらの話でした(^_^;)

 

胸鎖関節脱臼が起きやすい機序ですが、

教科書的には、肩または腕に対して働く後方への過度の介達外力によって起きる、となっています。

ざっくりいえば、

肩、腕が後方に思いっきり伸ばされた時に発生しやすいです。

日常生活の中では、後ろの荷物を取ろうと手を伸ばした時に子供がいたずらでその手を思いっきり引っ張られた等です。

また、転んで手をついた際にも起こりえます。

ほか、物を投げるなどの動作の際の筋力作用によって起こるともなっていますがこちらは稀です。

 

症状としては、

・胸鎖関節を中心とした鈍痛、

・肩を動かしたときの痛み、

・腕をある程度上げた時の引っ掛かり感、

等があります。

 

上記の様に転んだり手を急に後ろに引っ張られて、

その時の痛みは引いたものの、その後微妙な痛みが残っているなどの場合は、

もしかしたら胸鎖関節の亜脱臼の可能性があります。

思い当たる点があればいつでもご相談ください!

 

亀有北口本院 中尾

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