本当に怖い高血圧|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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本当に怖い高血圧

金町院
2017.07.24

高血圧が引き起こす危険な病気のひとつに「心臓肥大」があります。通常は握りこぶし大ほどの大きさの心臓が約2倍にもなってしまう心臓肥大。ここでは、高血圧と心臓肥大の関係を詳しく紹介します。

心臓肥大とはどんな病態か

高血圧が進行すると、心臓にどういった影響が起こるのでしょうか。

そもそも心臓には、血液を体に送る役割がありますが、高血圧が進むと心臓は高い血圧に打ち勝って血液を体内の隅々まで送らなくてはなりません。そのため心臓の筋肉は分厚いビフテキのように肥厚してしまい、この肥厚した心臓の状態を「心肥大」と言います。心肥大が進むと心臓の拡張機能が弱まり、その結果として、血液を全身に送りだすポンプの働きが低下(心拍出量の低下)してしまいます。そのほかにも、肺うっ血による呼吸困難やむくみ(浮腫)が現れます。

心肥大と心拡大

心臓病の診断では、基本的に胸部X線検査が行われます。しかし、高血圧による心肥大は、心不全症状が現れるまでX線検査ではわからない事も多いのです。これは通常、心肥大は心臓の内側に向かって心筋が肥大していく(求心性肥大)ので、心臓のシルエット(外側のサイズ)の変化がわかりにくいからです。心肥大は心電図検査、心臓超音波検査(心エコー)を行うことにより診断することができます。

一方、高血圧性心不全に限らず、全て心不全では、心臓の部屋(左心室、左心房、右心室、右心房)がそれぞれ大きく広がる(拡張する)ため、心臓全体のシルエットも大きくなます。この状態を「心拡大」と呼びます。心拡大は心肥大と異なり、胸部X線検査で簡単に見つけることができます。

心臓肥大の原因で頻度が高い高血圧

心肥大は高血圧の治療を怠たるなど、不適切な管理により生じます。そもそも、高血圧はサイレントキラーと呼ばれるように、自覚症状がない病気です。そのため、血圧が高い状態が続いていることに気付かず、知らず知らずのうちに心肥大が進行していくのです。

心肥大を起こす病気として、高血圧の他に特発性の肥大型心筋症などがありますが、これは発症頻度として極めて低く、心肥大の原因としては高血圧がもっとも一般的と考えてよいでしょう。

高血圧が招く心肥大

高血圧が続くと、全身に血液を送りだす心臓の左室はより強い力が必要となり、左室の壁が肥厚する左室肥大が起こります。冠動脈は、心臓に酸素や栄養を供給する動脈ですが、高血圧が進行すると動脈硬化が進み、冠動脈の狭窄や閉塞が生じやすくなります。

加えて、心肥大により冠動脈からの酸素の供給が十分に行われにくくなります。適切に治療を受けていない高血圧の場合には、この2つがあわさって、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患の発症につながります。

虚血性心疾患の治療

心肥大が招く虚血性心疾患を防ぐには、まず高血圧の治療が重要です。併せて、肥満や高死血症、糖尿病などの合併症があれば、それらも併せて治療を行なう必要があります。

心肥大は高血圧を長年放置したから起こる症状なので、高血圧の治療を根気よく継続することで心肥大の進行を防ぐことができます。また、虚血性心疾患には適切な治療薬があるので、ドクターの指示にしたがって治療することが大切です。

金町院

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