高齢者に多い4大骨折①~大腿骨頸部骨折~|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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高齢者に多い4大骨折~大腿骨頸部骨折~

亀有北口本院
2017.08.27

本日は、高齢者に多い4大骨折のひとつ、

大腿骨頸部(けいぶ)骨折についてお話します。

まず、大腿骨がどこかというと、

  

この骨盤と膝の間に位置する骨の事で、

大腿骨とは『太ももの骨』のことを指します。

大腿部の筋肉は全筋肉中でも屈指の太さとパワーを有します。

それ故、その筋肉達が付く大腿骨も全身の骨の中でも随一の太さがあり、

よく漫画などで描かれる原始人が振り回しているあの骨は、

実は大腿骨であることが殆どです(笑)

そのくらい鈍器にもなりえる大腿骨が折れるのはあまり想像がつきにくいと思います。

ですが、そんな大腿骨でも折れやすい場所があります。

それがこの大腿骨頸部です。

ご覧の通り、この頸部は大腿骨の他の部分と比べると細くなっているのが分かります。

そして細くなっていることに加えて、

この部分は上半身からの自重と足をついた時の地面からの突き上げる相反する力が加わります。

これを『剪断力(せんだんりょく)』と言います。

二足歩行をしている以上絶えず大腿骨頸部にこの剪断力がかかります。

これにより、この大腿骨頸部は加齢とともに脆くなっていき、転倒した際などの衝撃で折れやすくなってしまいます。

 

そんな大腿骨頸部骨折ですが、

ここを骨折した場合、ほとんどが人工股関節置換手術となります。

他の部分の骨折の場合は、折れた骨を整復してギプスで固定などもあります。

しかし、大腿骨頸部骨折において基本的に手術が選ばれる最大の理由は、

認知症の合併

です。

この部分は成人になると血行が悪いこともあり、

折れた部分がくっつくまで約12週かかると言われています。

タイトルにもある通り、ここの骨折は高齢者に多い骨折です。

もし、ご高齢の方が12週間もベッドの上で寝たきりだった場合、

少なくない確率で認知症が起きるといわれています。

 

また当然のことながら、筋力の低下による寝たきり、

寝たきりによる褥瘡(じょくそう)及び尿路感染(特に女性)

などの合併症も起こるといわれています。

 

手術の場合は早期にリハビリ開始が可能なため、

上記のような認知症・寝たきりなどに代表される合併症を防げます。

人工関節と聞くと身構える方も多いと思いますが、

今の人工関節は一昔と比べて格段に耐久性もよく、

人工関節の交換手術をすることも少なくなっているそうです。

 

大腿骨頸部骨折は、ほとんどが転倒して太ももの横側を打ち付けた時に起こりやすいです。

ですので、普段からウォーキングや体操などをして、

筋力低下を予防して転倒しづらい体づくりを心掛けましょう!

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