リンパ液の循環障害|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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リンパ液の循環障害

南千住院
2017.09.14

・リンパ液の循環障害とは?

 a.浮腫または水腫

細胞外液すなわち組織液やリンパ液が組織や臓器に貯留し、腫脹した状態をいいます。

いわゆる「むくみ」で、指で圧迫すると持続する陥凹ができることから浮腫の存在を知ることができる。

 

b.浮腫の成因

①血管透過性の亢進

炎症における浮腫で代表される(炎症性浮腫)。毛細血管や細小血管の内皮細胞が刺激を受けると、

血管壁の透過性が亢進する。血漿タンパクが血管外に漏出して組織液の膠質浸透圧が高くなり、組織内に貯留する。

 

②毛細血管圧の上昇

うっ血(静脈血が組織や臓器にうっ滞した状態)による水腫に代表される心不全の場合には全身、特に下半身に浮腫が生じるが、

これは毛細血管内の上昇による。肝硬変では肝への門脈血液の流入が阻害され、門脈圧が上昇(門脈圧亢進症)して腹水が貯留する。

 

③膠質浸透圧の低下

血漿蛋白量の減少により血液の膠質浸透圧が低下し、組織から血管へ組織液が流入しにくくなり、

組織内に組織液の貯留が生じる。飢餓や栄養障害における低蛋白血症や肝硬変などの肝障害による低アルブミン血症、

また腎疾患(ネフローゼ症候群)で多量の蛋白が蛋白尿として尿中へ喪失する場合などに認められる。

腎性浮腫は顔面、とくに眼瞼の腫脹が特徴的である。

 

④リンパ管の閉塞

リンパ管が閉塞することにより、支配領域組織にリンパ液のうっ滞が起こり浮腫を呈する。

乳癌の手術で腋窩のリンパ節を切除した場合、上肢に浮腫が生じる。ほかに腫瘍や寄生虫疾患である

フィラリア症(象皮病)などによるリンパ管閉塞で起こる。

 

 

・予防と対策

①運動をする=家事や適度に身体を動かしたりするだけでOK

むくみ予防には、「運動をしなければならない」といわれると時間をかけてウォーキングをしたりジョギングをしたりと、とかく本格的な運動をしなければだめだと思われがちですが、そういうことではありません。職場環境におけるむくみの原因は、立ちっぱなしや座りっぱなしなど同じ姿勢を取り続けることだと解説しましたが、家庭でも同じ事がいえます。

「身体を動かす」を意識する

家庭でも一日中ソファに寝っ転がってテレビを見ることや、長時間イスに座ってゲームをするなど、「同じ姿勢で長時間」が、むくみを起こす大きな要因になります。静脈のうっ血がむくみの原因でもありますから、一日中ダラダラとしていても、血流は改善されません。また同じ動くにしても「キビキビと!」が大切になります。

 

家事やラジオ体操など適度に身体を動かすことでも十分なむくみ予防のための運動になります。ぜひ「身体を動かす」ということを意識してみましょう。

 

②十分な休息をとること=腎臓をいたわる

腎臓は、体内の老廃物を処理して「尿」として排出する大切な臓器です。24時間老廃物をろ過し、血液を浄化する働きをしているので、人間が生きて生命活動を営んでいる限り、腎臓は休むことができないのです。腎臓にもっともよい姿勢は、「横になること」といわれますが、むくみ予防・解消にもこれがポイントとなります。

まずはできるだけ腎臓への負担を減らすことが大切

一日のうちで疲れを感じたら、少しの時間でもよいので、ゴロンと横になって休むことも良いです。横になることで腎臓への血流が増え、傷んだ細胞の自然治癒が促されることにもなります。また夜の睡眠時に、ベットで横になると日中に足に溜まった余分な水分が移動を始めます。

 

横になることで循環血液量が増大しますので腎臓への血液量も増え身体の余分な水分が尿として膀胱に溜められるようになります。このように、むくみ予防・解消の観点から「十分な休息」はとても重要なことがわかります。逆に睡眠を削った不規則な生活はむくみを助長してしまいます。

 

③栄養のバランスを考慮する

誤ったダイエットは栄養失調や筋肉量の低下をおこし、むくみやすくなるということはお話しました。→ダイエットもむくみの原因に!? その意味でも、栄養バランス(たんぱく質、ミネラル、ビタミン)を考慮した食生活は、むくみ予防には重要となります。

 

そして、むくみ=間質液ですから、その主成分となる「水分」「ナトリウム」を溜め込まないように、食事でも水分、塩分の過剰摂取は避けなければなりません。例をとれば、漬物を食べながら、お茶を飲む?というような食生活は残念ながらむくみを助長することにしかならないので注意が必要です。

 

南千住院 栗原

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