睡眠~『寝言③』|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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睡眠~『寝言③』

Let‘s整骨院
2017.11.07

◆睡眠に障害が生じる病気の可能性もある◆

寝言はレム睡眠や軽睡眠で認められます。そのため、「レム睡眠が多くなる疾患」「深部睡眠が少なくなる疾患」などでは

その疾患の症状の1つとして寝言が生じることもあります。

例えば、・ナルコレプシー・睡眠時無呼吸症候群・レヴィー小体型認知症・レム睡眠行動障害

などの疾患では寝言が出現することがあります。

ナルコレプシーは、別名「眠り病」とも呼ばれ、突然「睡眠発作」が生じて眠ってしまう疾患です。これはオレキシンという覚醒物質が減少することでレム睡眠とノンレム睡眠のバランスが崩れることが原因だと考えられています。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に無呼吸が生じる疾患です。無呼吸の間は当然苦しいわけですから眠りの質も浅くなります。

レヴィー小体型認知症は認知症の1つです。一般的なアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症と異なり、幻視が生じやすかったり、パーキンソン病のような症状が生じやすいという特徴があります。他の認知症と比べて寝言も生じやすいため、寝言はレヴィ―小体型認知症と他の認知症と見分ける1つの根拠になります。

レム睡眠行動障害は、レム睡眠に異常が生じている疾患です。本来のレム睡眠は、脳が起きていて身体は眠っているため、筋肉は緩んでいて身体を動かしにくくなっています。しかしレム睡眠行動障害では、何らかの異常によってレム睡眠中に筋肉が緩まなくなってしまいます。するとレム睡眠中に動きやすくなってしまい、中には歩き出してしまう方もいます。筋肉がゆるんでいないため、発語もしやすく寝言も多くなります。

これらの疾患によって寝言が生じている場合は、各疾患に応じた治療を行うことが寝言の改善につながります。

◆寝言を治したい時の改善策とは◆

寝言というのは、それ自体は大きな悪さをする症状ではありません。しかし寝言で困っている人は意外と多いのです。

寝言の問題点は自分の意識がない時に生じる現象だという事です。自分が発するものであるにも関わらず自分の意図が必ずしも発されるわけではないため、「寝言を聞いた人の気分を害することを言わなかっただろうか」「恥ずかしい事を言っていなかっただろうか」と心配になってしまうのです。

寝言が多い方だと、このような事が怖くて、友人と旅行に行けなかったり、夫婦で同じ部屋で眠ることを避けてしまうような方もいます。

では寝言はどのように改善させればいいのでしょうか。寝言が多くなる原因は眠りが浅いことからきているため改善策というのは「眠りを深くすること」しかありません。

寝言自体を少なくさせるようなお薬などはありません。よくある間違いとして寝言を治すために睡眠薬を安易に使用してしまうケースがありますが、これは必ずしも正しい方法とは言えません。というのも睡眠薬は眠らせる力はあるものの、レム睡眠を増やしてしまったり、深部睡眠を減らしてしまう作用があるものもあります。特にベンゾジアゼピン系睡眠薬にはこの傾向を持つものがあり、安易に睡眠薬で解決しようとすると寝言が悪化してしまう事もあります。

寝言を改善させたい場合は表面的な寝言という症状だけを治そうとするのではなく、眠りを深くするような治療法を考えていくことが大切です。

まずは自分の寝言がどのような原因で生じているのかを明らかにすることです。その原因によって取るべき改善策は異なってきます。

何らかの精神的ストレスが原因なのであれば、そのストレスから離れたりストレス解消法を持つことが寝言の改善につながるでしょう。うつ病などの精神疾患に伴うものであれば、やはりうつ病を治療することが寝言を減らす一番の方法になります。

寝室の環境が悪いなどの眠りを浅くするような環境原因があるのであれば、環境改善を行うことが寝言の改善につながります。

また、先ほどお話したような寝言を生じる疾患(ナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群、レヴィー小体型認知症、レム睡眠行動障害など)によって寝言が生じているのであれば、これらの疾患に対する治療を行うことが寝言の改善になります。このような疾患によって生じている寝言は治療薬によって劇的に改善することもあります。

このように表面的な寝言に対して治療を行うのではなく、寝言を生じさせている原因に対してアプローチを行うことが大切です。

レッツ 本間

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