夜食症候群!?|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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夜食症候群!?

健康の話
2017.11.10

こんにちは

南千住院の尾崎です。

今回の話は夜食症候群です。

最近、晩御飯の時間が遅くなったり、夕食後についつい間食や夜食を摂って過ごしていませんか?

実は夜遅い時間の食事や間食は「夜食症候群」を招く可能性があります。

今回はこの「夜食症候群」について話していきます。

 

夜食症候群とは?

私たちの身体の中ではさまざまなホルモンが機能しています。

このようなホルモンのひとつに「レプチン」があります。

レプチンは脂肪細胞から分泌される生理活性物質で脳の視床下部に作用して食欲を抑える、

エネルギー代謝を促して体重を適正に保つといった働きをします。

そのためレプチンは「満腹ホルモン」や「夜食抑制ホルモン」などと呼ばれます。

このように適正な食欲や体重維持に重要な役割を担うレプチンですが、

夜遅い食事や夜食が常態化すると、その機能が低下し、血糖値や中性脂肪が増えることがわかっています。

これを「夜食症候群 (Night Eating syndrome,NES)」と言います。

夜食症候群になると、高血圧や高血糖、脂質機能異常などが起こりやすく、メタボリックシンドロームのリスクにもなります。

 

夜遅くの食事がレプチンに与える影響とは?

夜遅い食事はレプチンの機能を低下させます。

その理由として、大きく2つが考えられます。

・脂肪細胞の肥大化と内臓脂肪の増加により、脂肪細胞の状態異常が起こる

レプチンは脂肪細胞から分泌されています。

そのため、脂肪細胞が機能異常に陥るとレプチンの作用も異常をきたします。

脂肪細胞の機能異常がが起こる理由として、脂肪細胞の肥大化=肥満が挙げられます。

夜遅い食事が続き太りやすくなると、脂肪細胞が肥大化し、それに比例してレプチンの分泌量が増加します。

しかし、肥満状態では、視床下部でのレプチン受容体の感受性が著しく低下し、レプチンが作用しにくくなります。

また肥満によって内臓脂肪が蓄積されると身体に悪い影響をもたらす悪玉のアディポサイトカインが増加し、

善玉のアディポサイトカインであるレプチンの作用が妨げられることもあります。

・睡眠中に消化活動が行われることから、睡眠不足を招く

睡眠不足になると血液中のレプチン濃度が減少することがわかっています。

夜遅くに食事をすると睡眠中に消化活動が行われますから、睡眠を妨げて睡眠不足を招きます。

その結果、レプチンの血中濃度が減少し、夜食症候群を引き起こすと考えられています。

 

夜食症候群にならないための工夫

夜食症候群はメタボリックシンドロームのリスクにもなる怖い状態です。

夜遅い食事が続いている方は食生活を見直した方がいいです。

仕事などの都合で夕食が遅くなってしまう場合は、夕方にエネルギー源の炭水化物を摂り、

帰宅後に食べるのはおかずだけにするというのもいいでしょう。

こういう工夫が肥満や夜食症候群の予防につながります。

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