解剖学的小ネタ3|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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解剖学的小ネタ3

南千住院
2017.11.16

こんにちは!

大好評(?)の解剖学小ネタも今回で三回目を迎えました!

本日も様々な社交の場で役に立つ小ネタをお伝えしていきます!

 

・火葬場で、仏様に似ているとして見せられるあの骨は喉仏(のどぼとけ)じゃない!

故人を荼毘に付したのち、たまに係員の方が

『これが仏様に似ているといわれている骨でございます』と、見せてくれた経験ありませんか?

確かに、仏様が座禅を組んでるように見えますよね。

故人を偲ぶ思いと相まって、『あぁ、これが喉仏か。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏』

なんて手を合わせた事もあるかと思います。

名前に仏とつくものだから、ついつい一般の方はこの骨が喉仏だと勘違いしていて、

うっかり係員さんも『これが喉仏です』と言ってしまってることもあります。

ところがこの骨は喉仏ではありません!

軸椎という名の頸椎(首の骨)の上から2番目の骨です。

因みに、いわゆる喉仏は「甲状軟骨」というものでして、

残念ながら火葬時に燃え尽きています。

 

・先祖が魚時代に「えら」を形成していた遺物は今?

これは今我々の「舌骨」として残っています。

舌骨とは先ほどお話しした喉仏の上方にあり、

上記イラストのあごの下に写ってるのが舌骨になります。

舌自体に骨があるわけではないのであしからず。

ちなみに、靭帯の中で唯一無関節(他の骨と連結していない)骨でもあります。

 

・先祖が爬虫類時代に「顎」を形成していた遺物は今?

ワニなどに代表される爬虫類は長い顎が特徴ですが、

我々にはあんなに長い顎はもうありません。

その長い顎を形成していた骨は今どこにあると思いますか?

実は「耳の奥」にあります。

耳小骨といわれる3つの骨(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨)が爬虫類時代の顎の骨の一部だったそうです。

なんでも水生から陸上生活へ変わる過程で伝音機構も陸上生活に適応するため進化したそうです。

顎から耳の奥に骨が移動するなんて、進化とは凄いですよね。

 

・人体の中で最小の単独筋肉は?

アブミ骨筋です。

名前の通り、上記のアブミ骨につく筋肉です。

サイズは約1.3㎜で一円玉より薄いといわれています。

単独筋肉でなければ、立毛筋という全身の毛穴にある筋肉が実は最小です。

 

・人体の中で最高に力持ちの筋肉は?

逞しい二の腕?

鍛え抜かれた胸筋?

しなやかな太もも?

違います。

もっと身近な部分です!

そう!その名は「咀嚼筋」。

つまり食べる時に噛む動作を行う顎にある筋肉です。

咀嚼筋の中でも特に咬筋が一番強いといわれていて、

顎のこの小さい筋肉が自分の体重に匹敵するくらいの力を出せると言われています!

余談ですが、ワニの噛む力は人間の約10~50倍だそうです。

さらにシャチに至っては、憶測ながら約120倍だそうです!

ところがワニは、噛む力は相当強いのですが口を開ける力はめっぽう弱いので、

人間の力でも簡単に口を閉じられてしまう上に、テープを2~3巻きされたら無力化されてしまいます。

ちょっと残念ですね(笑)

 

と、今回も解剖学にまつわる小ネタをご紹介させていただきました!

是非明日から知人にどや顔で話してみてください!

南千住院 中尾

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