中高年のアキレス腱断裂②|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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中高年のアキレス腱断裂②

金町院
2017.11.20

前回は主にアキレス腱についてお話しました。今回は症状と予防・対策について書きたいと思います。

 

アキレス腱が断裂を起こしたとき、感じる症状は人によってさまざまです。よくいわれるのは、「後ろから蹴られたような痛み」とか「ボールをぶつけられたような衝撃」です。人によっては、バチッといった断裂音を聞くこともあります。
こうした表現から、とても強い痛みが続くと連想しがちですが、実際には痛みは一時的なものです。足首も動きますし、べた足なら歩くこともできます。そのためアキレス腱が切れたとは思わず、ふくらはぎの肉離れなどと間違えることも少なくありません。
ところがアキレス腱が断裂していると、つま先立ちしたり、つま先で蹴って歩こうとすると、痛みが走ります。アキレス腱の部分をさわると、陥没個所があり、痛みを感じることからもわかります。こうした場合はすぐに受診しましょう。
治療法には、手術と保存療法とがあります。
一般的には、手術(縫合+ギプス固定)のほうが早く治ります。そのためスポーツをよくする人や仕事の関係などで早く治したい人は、手術が向いていますが、傷跡が残ります。また、手術の場合でも、運動をはじめるまでには3~4カ月程度かかると思っておいたほうがいいでしょう。もう一方の保存療法は、ギプスや特殊な用具で患部を固定しながら、断裂した個所がつながるのを待つ方法です。保存療法の場合、治療日数がかかるほかに、ギプスでの固定中に動かして再断裂を起こすことがあります。また、人によっては、よくなるまで半年以上かかることもあるので、治療中のリスクをふくめて、医師とよく相談して決めてください。

予防は日ごろのストレッチから

アキレス腱の断裂を予防するためには、直接的には運動の前にかならず足首のストレッチをすることです。
足首をゆっくり回す(両方向に)。足を前後に開き、後ろに引いた足の膝裏を伸ばした状態でアキレス腱を十分に伸ばす。次に、同じ足の膝を少し曲げた状態で、アキレス腱を伸ばす(この姿勢のほうがアキレス腱に負荷がかかります)。左右の足を入れ替えて、同じストレッチをします。
また、運動の種類にもよりますが、急なダッシュや強いジャンプはできるだけ避けるようにしましょう。とくに下り坂や上り坂では、アキレス腱にいつも以上の負荷がかかるので注意が必要です。
運動前のストレッチだけでなく、中高年の方はアキレス腱の老化による変性を遅らせるために、日ごろから少しずつでも動かしておくことも大切です。
たとえば、いすに腰かけた姿勢で、片足をあげてゆっくり足首を回す(両方向に)。床に座った姿勢で両足を前に伸ばし、つま先をからだのほうへ反らしてアキレス腱を伸ばす。こうした方法で、ふくらはぎの筋肉からアキレス腱にかけての柔軟性を高めるようにします。軽い屈伸運動も、効果があります。
じつは中高年の場合、運動不足によってふくらはぎの筋肉が柔軟性を失っていることも、アキレス腱に負担をかける一因となっています。ふくらはぎからアキレス腱にかけて、広くストレッチを心がけましょう。
ただし、痛みのある場合はやめてください。また、最初のうちは軽いストレッチでもかなり負荷がかかるので、やりすぎないようにしましょう。
運動時の靴にも注意が必要です。かかとが遊んでいる(動く)靴は、走ったりバランスをとったりするときに、アキレス腱に余分な負荷がかかるので避けること。かかとをピタッと軽く包んでくれるような靴が理想的です。
また、自分が日ごろはいている靴のかかと部分の減り具合をチェックしてみましょう。片減りといって、外側だけ、あるいは内側だけが大きく減っている場合には、運動時にアキレス腱に不自然な力がかかりやすい傾向がみられます。靴屋さんに相談し、中敷を工夫するなどしてバランスをとるようにしましょう。O脚の人も、足の外側に力がかかりやすいので、やはり中敷などで工夫することが予防につながります。
運動する前はしっかりとストレッチを行い対策をしていきましょう。
金町院

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