ストレス|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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ストレス

Let‘s整骨院
2017.12.05

普段、日常生活の中で「ストレス」という言葉を良く使います。

「最近、ストレスになることばかり・・・」
「今日の仕事はストレスだな・・・」

など、みなさんもふとつぶやくことがあるのではないでしょうか。このように「ストレス」という言葉は日常的に使われています。

しかしこの「ストレス」の正体について、あまり深く考える方は少ないのではないでしょうか。

精神科・心療内科とストレスは、切っても切り離せないほど深く関わっています。多くの精神疾患は発症の一因として「ストレス」が挙がりますし、また疾患の治療中も「ストレス」は経過を悪化させる主要な因子になります。

このようにみてみると、普段何気なく使っている「ストレス」というものについて正しく理解すれば、それはこころを健康に保つために役立つことが分かります。

今日は「ストレス」というものの正体を詳しくみてみましょう。

◆ストレスという用語が生まれた背景◆

ストレスについて深く知るためには、まずはストレスという用語が使われるようになった背景を知っておいた方がいいでしょう。

ストレスとは、元々は工学の世界の用語だったそうです。

ある物体に力を加えて形を変形させようとすると、その物体には元の形に戻ろうとする力が生じます。これは応力(ストレス)と呼ばれます。物体を変形させようと加えられた力と、物体が元に戻ろうとする力の間で緊張状態が生じ、これは「ストレス状態」と呼ばれます。

分かりやすい例でいえば、風船を握ると風船は変形します。この時、風船には元に戻ろうとする力が生じており、これが応力(ストレス)になります。加えられた力がなくなると、応力(ストレス)によって風船の形は元に戻ることが出来ます。

元々はこのような現象に対して「ストレス」という言葉が用いられていました。ストレスは物体に対する用語で、外部から力が加わった時に、それに反応する形で生じる力の事だったのです。

これをヒトに置き換えて用いるようになったのが、私たちが普段使っている「ストレス」の始まりです。

ヒトに対して「ストレス」という用語を用いるようになったのは、ハンス・セリエという学者が最初だと言われています。セリエは、動物に様々な種類の不快な刺激を加えると、それに反応する形に生じる症状があることに気付きました。

更にセリエは、物体のストレスは元に戻ろうとする力という決まった反応になりますが、動物(人間含む)のストレスはそう単純ではなく、「不快な刺激の種類に応じた特異的な症状」と、「不快な刺激の種類によらず出現する同じような(非特異的な)症状」があることに気付きました。

例えば不快な刺激として、動物の皮膚にばい菌を感染させたとしましょう。すると、その部位は赤く腫れます。あるいは動物の四肢を氷に長時間つけるという不快な刺激を与えると、その部位は凍傷を起こします。

これらは「刺激の種類に応じた症状」です。皮膚をばい菌に感染させたからといって凍傷になるわけはなく、これは特異的な症状だと言えます。セリエはこのような症状を「局所適応症候群」と呼びました。

一方で不快な刺激の種類に関わらず、同じように出現する症状もあります。先ほどの例で言えば、ばい菌に感染させることと凍傷を起こすことは全く別の不快な刺激ですが、どちらもそれによって血圧が上がったり、胃が荒れたり、焦り・イライラなどの行動を取るようになったりといった共通の症状が出現するのです。

この不快な刺激によって生じる共通の症状は「全身適応症候群」と呼ばれました。そしてこれは工学の「ストレス」とよく似ていたため、同じように「ストレス」という言葉で表されるようになったのです。

その後の研究から、この全身適応症候群は副腎皮質から分泌されるホルモン(コルチゾールなどのいわゆるストレスホルモン)や自律神経系の活動によって生じると考えられています。

part②に続く

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