解剖学的小ネタ5 内臓が出来た順番|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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解剖学的小ネタ5 内臓が出来た順番

南千住院
2017.12.28

こんにちは!南千住院の中尾です。

忘年会シーズンも真っただ中となり、

このシリーズの小ネタも色んな場面で活躍していることと思います(笑)

さて今回は、内臓とりわけ消化器が出来た順番に注目してお話させていただきます。

 

まず内臓を頭のほうから大まかに挙げていきますと、

脳、脊髄、肺、心臓、肝臓、胃、小腸、すい臓、大腸、腎臓、膀胱、生殖器、となります。

 

さて、この中で一番古い内臓は何だと思いますか??

 

やっぱり脳でしょ!

いやいや肺が無きゃ呼吸できないでしょ!

それを言うなら心臓が無ければ生きていけないでしょ!?

 

という声が聞こえてきそうですね(^^)

がしかし!

どの予想も違うんですね~。

 

意外と思われるかもしれませんがこの中で一番古いのは『小腸』と言われています。

 

それは太古の昔、我々のご先祖がまだ海中を漂っていた頃。

単細胞生物から進化したご先祖様たちは、

口ー肛門というシステムを手に入れました!

魚類の手前、無顎類といわれている時代です。

ヤツメウナギが現存している無顎類として有名です。

 

 

 

 

 

そして口が怖いのも有名ですね。。。

 

 

 

 

 

 

 

それまでは体の全体で取り込んでは排出していたものをひとつの消化管という形にしたという一大革命です(^^)

それにより、口から取り込んだものを消化吸収する場所として発達した部分が小腸の始まりと言われています。

意外なことに『胃』が発達する前に小腸なんですよね。

無顎類の後、顎を持つようになった魚類になってから胃が発達してきたそうです。

また、さらに消化に特化したすい臓の原型や、

消化吸収したものを貯蔵する場所として肝臓の原型、心臓の原型もこの頃から発達したそうです。

また、脳の一番古い部分である嗅脳が発達してきたのもこの頃のようです。

鮭が生まれた川に戻ってくるのは、その川のにおいを嗅ぎ分けてるからなんだそうです。

凄い。。。

さらったお伝えしましたが、実は我々の脳の一番古い部分はこの嗅脳(匂いを感じ取る部分)です。

 

そして両生類の頃から肺、脳といった部分が徐々に発達していきます。

心臓も陸上用に大きく構造が変化します。

内臓と言われてすぐイメージする肺、心臓、脳といった臓器は結構最近になって発達したものだという事に驚かされますね。

 

そして腸については、

原初は腸からスタートしたため、腸には脳にみられる神経細胞に匹敵する数の神経細胞が存在し、

感情や直感と呼ばれるものは腹部で反応することがわかっているそうです。(腸の神経は自律神経系、免疫系、ホルモン系に作用するものが多い)

昔の人は直感的にこの体の成り立ちから起きる変化を的確に捉えていたと思われるのが、

日本には内臓と感情が結びついた言葉がたくさん残っていることです。

腹が立つ、腹の虫がおさまらない、腑に落ちる、腹に据えかねる、など。

 

まだまだ忘年会・新年会と内臓に負担をかける日々が続くと思いますが、

出来るだけ先輩である内臓たちに敬意を払って無理させないよう気を付けましょう!

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