3月の食べ物~ふきのとう~
- オレンジ堂整骨院・鍼灸院
- 2018.03.21
皆さん、こんにちは
桜も開花して春になってきましたね!!今回は春の食べ物ふきのとうについてです。
様々な春の山菜も旬を迎える3月は野趣溢れる味覚が楽しめ特にフキの蕾であるフキノトウは早春の味覚として人気が高く季節感たっぷりの自然の恵みが堪能できる旬の食材です
独特の苦みと甘み、香りが癖になる春を代表する大人の味わいで天然結城土壌で育った無農薬無添加の自然の味わいがたっぷりと堪能できる大変おすすめの春の山菜なんです。
ふきのとうは、フキのつぼみです。キク科フキ属の多年草で、日本が原産。
漢字では「蕗の薹」と書きます。ふきのとうの花が咲いた後に、地下茎から葉がどんどん伸びます。この若い葉の茎も美味しく頂くことができます。
天然ものは1月ごろから、ハウス栽培は112月ごろから出回ります。
北海道から九州まで、広い地域で自生しています。特に北海道、福島、岩手など東北各地、秋田、群馬などでは大規模に栽培され、全国に出荷されます。
最も多く出回るのは3月ごろ。価格もお手頃になるので、この時期にふき味噌や和え物、天ぷらにしましょう。
健康の効能が認められている成分
ふきのとうは栄養豊富な山菜で、特にカリウムが豊富です。
カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。冬の食事は辛いものが多かった時代、初春のふきのとうは多くの人々の健康に貢献したに違いありません。
他にもカロテン、カルシウム、マグネシウム、鉄、葉酸、食物繊維が豊富です。
〇カリウム
これは体内の塩分を排泄するので、高血圧に効果があります。また、普段足がむくみ易い人には、むくみとりの作用もあります。
〇ポリフェノール類
・アルカノイド
肝機能を強よくしてくれて、体の新陳代謝を促進する作用があります。そして苦み成分に含まれています。
・ケンフェール
動脈硬化、アレルギー症状などの原因となる活性酸素や発ガン性物質を抑える効果があります。苦み成分に含まれています。
・クロロゲン酸、クエルセチン、フキノンなど他のポリフェノール類も含まれています。
〇フキノリド
胃腸の働きを良くする効果があります。 この成分は香りに含まれています。
〇フキノール酸
血中ヒスタミン(かゆみの原因成分)を減らすので、花粉症や咳止めの効果があります。
ふきのとう、日本の食生活に欠かせない数百年続いている伝統の食材なんです。
こういう食材は、好んで食べなくても構いませんが、「こんな食材があるんだ!」ということを次の世代に伝えていきたいものです。
ただし、ワラビ・ふきなど野草はどれも適量を食べれば体に良いけど、食べ過ぎればガンや病気の原因となります。だから適量のあく抜きをして、適量を食べて下さいね。
オレンジ堂 岡田