坐骨神経痛について
- 亀有北口本院
- 2018.03.25
今回の話題は男性・女性性差が関係ない「坐骨神経痛」についてです。
腰やお尻、太ももの裏がジンジンとしびれる…。
「坐骨神経痛かも?」と思ったことはありませんか?
代表的な症状の『痺れ』ですが、坐骨神経痛はほかにも症状が現れることがあります。
坐骨神経痛の代表的症状をお伝えし、その原因や治療法、についてお知らせします。
症状の出方によっては日常生活の習慣によって引き起こされている可能性もあります。
坐骨神経痛を解消するために、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
『そもそも坐骨神経痛って何なの?』
坐骨神経痛とは、腰痛の一種で、お尻や足腰にジンジンとした痺れや疼痛(=痛み)が発生している状態です。
坐骨神経は、お尻から太ももの裏を通り足に迄至る大きな神経の事を指します。
坐骨神経痛を引き起こす疾患には、腰椎椎間板ヘルニア、変性椎間板症、脊椎すべり症等がありますが、よくわからないことも多いです。
何らかの原因が他にあり、坐骨神経を刺激・圧迫するなどして痛みや痺れを発生していると言われています。
痺れのある部分に原因がある場合もありますが、離れた部位に出ることも多いです。
例えば、腰に原因があるのに太ももの裏に痺れを感じることは珍しくありません。
坐骨神経は、
腰椎の4番、5番、仙骨の1番、2番、3番の神経から伸びています。
『症状は何なの?』
・腰・臀部・腰部に痺れ、痛みが出現する。
・腰痛がもともとあり、その部分に痺れがある。
・足に力が入らない。(脱力)
・痺れ、マヒのせいでしゃがみこむことが辛くなったり、排尿障害が出現する。
など様々です。
坐骨神経痛はひとつの「病気」の名前ではありません。
お尻から太ももの後ろ側が痛くなる「症状」の事を指します。
その原因は様々で、最も多いと言われるのが、「椎間板ヘルニア」によって神経(=坐骨神経が出ている場所)が圧迫されてしまうことが多いです。
他には、「腰部脊柱管狭窄症」と言われる病気や、お尻の筋肉によって坐骨神経が圧迫されてしまう「梨状筋症候群」などが代表的な例であり、原因は様々です。
坐骨神経痛は様々な原因によって引き起こされるので、治療方法もその原因により治療法は様々です。
例えば、最も多いと言われる椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛であれば、ブロック注射や薬の内服、リハビリなどが行われ、改善が見られない場合や症状が激烈な場合などでは手術が行われることもあります。
一般によく行われるレントゲン検査では原因を見つけることは困難ですから、MRIやCTなどで診断してもらい、経験豊富な医師に掛かることが、適切な治療への第一歩となります。
勿論、接骨院でも治療は可能です。
今回は簡単にですが、「坐骨神経痛」についてお話していきました。
少し足が痺れてきたな…
少し力が入りずらいな…
そんな時は接骨院に相談してください。
セルフケアの仕方や、原因を突き止めます!
ご清聴ありがとうございました。
北口本院 伊勢