柔らかい靴は疲れやすい?|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

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柔らかい靴は疲れやすい?

Let‘s整骨院
2018.06.05

柔らかい靴は「疲れやすい」「足に良くない」と言われることがあります。

快適な履き心地が好きだったり、外反母趾や魚の目などがあったりという理由で、

柔らかい靴ばかり履いている方は不安に感じるかもしれません。

柔らかい靴の特徴と、メリット・デメリット、自分に合った上手な靴の選び方、

使い方について書いていきたいと思います。

 

 

「柔らかい靴は足に良くないんでしょ?」柔らかい靴を手に取りながら、そんな質問を受けることがあります。

足に不調を感じると、しっかりとした硬い靴を履くことがストレスで、

気がつけば柔らかい靴ばかり履くようになっていたという人も多いです。

でも、柔らかい靴は足に良くないということも言われますし、

楽だからと履き続けていては良くないのかな?と心配にもなります。

これは、正しいメリット・デメリットを知ることが大切です!

目的に合った使い方をすれば、柔らかい靴の方が足や体に良いこともあります。

柔らかい靴の特徴を知って正しく選び、柔らかい靴ならではの履き心地を楽しんでください。

 

 

靴の種類・特徴・足も体もリラックスできるメリット

一言で「柔らかい靴」といっても、条件の違ういくつかのタイプがあります。

全ての柔らかい靴に共通しているのは、足の甲を包んでいる部分である、

アッパーと呼ばれる靴の上部が、とても柔らかい革や、伸縮性のある素材、

メッシュなどによって作られていることです。

これらの、足に当たってもストレスを感じにくい靴が、柔らかい靴の定義とも言えるでしょう。

その中でも、中敷が厚みのあるクッションで、足裏も気持ちよく作られているもの、

さらにアウトソールと呼ばれる靴底部分も自在に曲げることが出来るような、

靴全体が柔らかく、簡単に曲げたり捻ったりできるような靴もあります。

こういう靴は、ヒールカウンターと呼ばれる靴の踵の芯や、つま先の芯は、

靴の形を保つためだけの最低限の強度程度である場合がほとんどで、

靴によっては全く入っていないものもあります。

このようにアッパー素材で柔らかい物は、軽い素材であることが多く、

靴の重さにつながる芯材の使用も最低限になると、できあがった靴は当然軽くなります。

この軽さもまた、柔らかい靴が好かれる要因の一つです。

ただし、使用されている靴底の材質によっては、重くなり、他の靴と変わらないものもあります。

柔らかい靴を履くメリットは、何よりも足が自由でいられることでしょう。

柔らかい靴を履いた人の感想として、「履いていないような履き心地」という言葉をよく聞きます。

また、ストレッチの素材の靴では、「靴というよりも靴下に近いような、

ぴたっとしたフィット感が心地よい」というのも、よく聞く感想です。

柔らかいアッパーは足を締め付けず、動きを制限することもありません。

つまり、立っているとき、座っているとき、歩いているとき、どんな状況であっても、

足は動かしたい方向に動かすことができます。

この一見メリットにしか聞こえない「足が自由でいられる」ということが、

場合によってはデメリットとなってしまうことが、柔らかい靴に対しての様々な意見を生み、

混乱を招く原因になっているのではないかと思います。

 

柔らかい靴のデメリット・「疲れる」と言われる理由

足が自由でいられることは、なぜ足に悪いことがあるのでしょうか?

それは、足が自由でいられるということの見方を変えると、靴の役割の一つである、

「足を支える」機能が弱い、またはほとんど無いと言えるからです。

踵の芯が最低限の強度で、アッパーも足に合わせて自在にフィットする

柔らかい素材でできている靴ですから、靴を履くことで得られる安定感が得られません。

靴による足の支えが無いと、歩くとき、足を安定させるために働く筋肉への負担は増加してしまいます。

これが、「柔らかい靴は疲れる」と言われやすい原因の一つです。

柔らかい靴でも、近所の買い物など短い時間での外出や、

長距離を歩かない場合であれば、足もそれほど疲労せずにいられるかもしれません。

自分の筋力が体を十分に支えて歩くことができているうちは良いのですが、

筋肉が疲れて足を安定させていることができなくなると、足元の不安定さが膝などの、

他の関節へと伝わってしまいます。このように、柔らかい靴を履くことで、

負担は足だけでなく、膝など他の関節にまで及びます。

そのため、柔らかい靴は足に悪いと言われてしまうのです。

変形性膝関節症で、いわゆる「O脚」の人は、膝が内側に曲がっているため、

足が外側に倒れてしまいやすく、

それがまた膝に影響を与えてしまうという悪循環を繰り返してしまいます。

変形性膝関節症は、筋力低下とも関係があると考えられていて、

膝を安定させる筋力が低下しているため、

関節への負担が大きくなることが指摘されています。

変形性膝関節症によるO脚の足元では、足が外側に倒れてしまいます。

それに対し、踵の外側を持ち上げるウェッジ加工を施したインソールや、

踵の内側が潰れる加工をした靴を用いることで、歩く早さや歩幅が改善されるという報告があります。

これらの方法は、足を内側に向けるように矯正することで外側に倒れることを防いでいて、

医療の現場や既製品でも広く用いられている方法です。

通常の靴よりも、足を矯正し、O脚に対する安定感を高めた靴を履くことが、

脚の筋肉の働きを助け、膝への負担を軽減させたことによって歩行が改善されたといえます。

このように、足をサポートする機能を備えるには、アッパー、カウンター、アウトソールに

適度な強度を備えているしっかりとした靴である必要があります。

靴による足の安定や、それがもたらす脚の筋肉のサポートは、

健康な人にとっても有効ですので、靴による足のサポートを得るためにはしっかりとした靴が必要になります。

 

 

柔らかい靴の使い方・選び方……しっかりとした靴の用意も

柔らかい靴にはファンもいます。柔らかい靴でなくては快適に履けないという人がいることも事実です。

柔らかい靴の方が選ばれる理由や、足が自由でいられるということのメリットは何なのでしょうか。

何足かある靴の中の1足として柔らかい靴を持っている人もいると思いますが、

柔らかい靴ばかり履いているという人は、

何かきっかけがあって柔らかい靴ばかりになってしまったという場合が多いです。

例えば、「足の裏が痛くなった」「魚の目ができて、そこにあたる靴が痛くて履けなくなった」

「外反母趾で指の付け根が靴に当たって痛い」など、痛みが関係することが多く、

その場合、痛みが解消された後でも、再び痛くなることが心配で、

柔らかい靴しか履けなくなってしまうパターンが多いようです。

他には、「長く履いて緩んだ靴の履き心地に慣れてしまい、

同じ靴の同じサイズを試し履きしたらきついと感じた。

新しい靴も初めから緩んだ靴に近い履き心地の靴が良くて、

柔らかい靴ばかり履くようになった」という方もいて、様々です。

確かに、トラブルが足に生じた人にとって、

柔らかい靴が唯一の履ける靴になることも少なくありません。

しかし柔らかい靴は、トラブルがある人にとってだけメリットがあるわけではありません。

特徴である、柔らかい靴を履いて足が自由でいられることは、

のんびりとリラックスしたいときに履く靴としては有効です。

アスリートの中にも、練習後や試合後にアッパーから靴底まで全体が柔らかい靴を履くことがあります。

特に一部のコンタクトスポーツでは、競技で使用する専用のシューズは、

足自体の可動性も極力減らし、さらに靴の中で足が不安定にならないように靴紐をきっちりと締め、

足を固定するようにして履きます。

ですから競技後は、足を開放して、自由に動けるようにしてあげることで足のストレス解消と、

足の締め付けが緩むことによって全身のリラックスにもつながるからです。

日常の、ちょっとした買い物はリラックスできる靴の方が向いているでしょうし、

天気の良い日に公園でのんびりすごす際に履く靴もまた、

柔らかい靴の方が向いていると思います。

使い方によっては柔らかい靴は心身にとって良い靴となります。

注意しておいていただきたいのは、柔らかい靴は、

新品のうちから包まれるような感じのフィット感が心地良いですが、

型崩れしやすかったり、靴底まで柔らかい靴では、靴底の消耗もしやすいということです。

底が減って型崩れした靴は、体に良い靴とは言えません。

普通の靴よりも早い修理や、早めの買い替えが必要だということも知っておいて下さい。

もしも、柔らかい靴は履いたことがないという方は、特徴ある道具の一つとして、

生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

柔らかい靴ばかり履いているという人は、柔らかい靴の短所を良く理解して、

上手に使ってあげてください。そして、足のトラブルは無くなったけれど、

まだ柔らかい靴以外を履くことが不安だという方は、柔らかい靴の中から、

もう少ししっかりとした靴へと徐々に慣れていくようにしましょう。

今履いている靴よりも厚みのある革を使用している物や、

今は合皮やストレッチ素材を使用した靴を履いているという場合は、

柔らかい革を使用した靴をお求めいただき、すぐに長時間の外出で使うのではなく、

日常の10分から20分くらいの近所の買い物などでしばらく使うようにして下さい。

時間を掛けて足に馴染ませてから、少しずつ履く時間、歩く距離を長くしていくようにして、

徐々にしっかりとした靴も履けるようにしていくことをおすすめします(^^)/

 

 

Let’s整骨院

齋藤

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