欲求|葛飾区亀有、金町の接骨・鍼灸院

  • スタッフブログ
  • ひまわり堂について
  • 採用情報

スタッフブログ

ホーム > スタッフブログ > 亀有南口分院 > 今回のネタはどっち要因…?

今回のネタはどっち要因…?

亀有南口分院
2018.06.16

先日、新幹線内で悲惨な事件がありました。

新聞の記事によると犯人は仕事や社会に不満を持っていたようです。

 

この不満という言葉でふと思いついたことについて

少しお話したいと思います。

 

 

 

アメリカの臨床心理学者のフレデリック・ハーズバーグは

人間が仕事に満足を感じる要因と不満足を感じる要因は

全く別物と提唱しました。

これを『ハーズバーグの2要因論』といいます。

 

人間には

苦痛を避けようとする動物的な欲求と

心理的に成長しようとする人間的な欲求があるとし

『ハーズバーグの2要因論』はこれを元にしています。

 

苦痛を避けようとする動物的欲求をいかに充足しても

人間は不満足が減少するだけで

積極的な満足感が増加するわけではない。

 

また、心理的に成長しようとする人間的欲求を十分充たすことができなくても

不満足が増加するわけではないと考えられています。

 

つまり、仕事の満足感を引き起こす要因と不満を引き起こす要因は別物。

不満要因をいくら取り除いても満足感を引き出すことには繋がらず

不満足感を減少させる効果しかない。

仕事の満足感を引き出すには動機づけに

アプローチしなくてはいけないということになります。

 

 

 

 

ハーズバーグの2要因論のところの

仕事に対して満足する要因を『動機づけ要因』

仕事に対して不満をもたらす要因を『衛生要因』といいます。

 

 

動機づけ要因は心理的に成長しようとする人間的な欲求で

『マズローの欲求5段階説』でいう

「自己実現の欲求」「承認の欲求」「所属・愛の欲求」の一部に当たります。

(マズローの欲求5段階説は次回説明します)

仕事に対して満足感を得られるものとして

・仕事の達成感

・周囲からの承認

・仕事に対しての責任と権限

・昇進

・仕事を通しての人間的成長

などが挙げられます。

 

この動機づけ要因を満たすには

従業員に対しての教育訓練などが有効です。

そして、従業員のスキルアップに伴って

仕事全体への改善を行い職務充実を図ることで

動機づけ要因の満足感を更に上げることができるでしょう。

 

 

衛生要因は苦痛を避けようとする動物的な欲求で

マズローの欲求5段階説でいう

「生理的欲求」「安全の欲求」「所属・愛の欲求」の一部に当たります。

仕事への不満を引き起こすものとして

・会社の方針が明確でない

・職場での人間関係

・労働条件や作業環境

などが挙げられます。

 

この衛生要因を満たすには

従業員が何に不満を抱えているかを把握する必要があります。

ただ、ここで気をつけないといけないことは

衛生要因を満たしたとしても

決して従業員の仕事への満足感が得られないことを承知して

衛生要因を満足させるよう取り組まないといけないことです。

 

 

動機づけ要因だけを満たすのではなく

衛生要因だけを満たすのではなく

動機づけ要因と衛生要因両方を同時に満たすような

取り組みを試行錯誤する必要があるのです。

 

 

 

小難しい話になってしまいましたが

ついつい会社の不満を感じるようであれば

 

「ハーズバーグの2要因論の衛生要因だな… 」

「衛生要因が満たされてもやる気が出るわけじゃないし… 」

「ぐちぐち言っててもしょうがねぇな… 」

 

なんて思っていただければ幸いです。

 

 

 

そんな風に思ったりしませんよね…

ぐちぐち言いましょう。

 

 

 

 

 

南口院 いたばし

 

ページトップへ戻る