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ついつい張っちゃう

亀有南口分院
2018.08.25

最近、大阪で発生した事件について

ネット上で、ある障害がクローズアップされたので

これについて少しお話したいと思います。

 

 

 

 

『パーソナリティ障害』という言葉をご存知でしょうか?

 

定義として

大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんでいたり、

周りが困っているケースに診断される精神疾患です。

認知(ものの捉え方や考え方)や感情、衝動コントロール、

対人関係といった広い範囲のパーソナリティ機能の偏りから

障害(問題)が生じるものです。

 

ここで

『パーソナリティ』という言葉が何度か出てきました。

 

パーソナリティを日本語に訳すと

性格とか人格という意味になりますが

ここでいうパーソナリティは性格というより

情緒や行動などその人の振る舞い全体を指します。

 

また、

人格という言葉には道徳心や良心なども含んだニュアンスになるので

人格とパーソナリティは区別して

通常は『パーソナリティ障害』と呼ばれています。

 

 

 

パーソナリティ障害にはいくつかのタイプがあり、

大きく分けて3つに分類されています。

 

A群(奇妙で風変わりなタイプ)

・妄想性パーソナリティ障害

(広範囲な不信感や猜疑心が特徴)

・統合失調質パーソナリティ障害

(非社交的で他者への関心が乏しいことが特徴)

・統合失調型パーソナリティ障害

(会話が風変わりで感情の幅が狭く、適切さを欠くことが特徴)

 

B群(感情的で移り気なタイプ)

・境界性パーソナリティ障害

(感情や対人関係の不安定さ、衝動行動が特徴)

・自己愛性パーソナリティ障害

(傲慢・尊大な態度を見せ自己評価に強くこだわるのが特徴)

・反社会性パーソナリティ障害

(反社会的で衝動的、向こうみずの行動が特徴)

・演技性パーソナリティ障害

(他者の注目を集める派手な外見や演技的行動が特徴)

 

C群(不安で内向的であることが特徴)

・依存性パーソナリティ障害

(他者への過度の依存、孤独に耐えられないことが特徴)

・強迫性パーソナリティ障害

(融通性がなく、一定の秩序を保つことへの固執が特徴)

・回避性パーソナリティ障害

(自己にまつわる不安や緊張が生じやすいことが特徴)

 

これらのパーソナリティ障害の共通の特徴として

発達期からその特徴が認められること、

認知、感情、衝動コントロール、対人関係といった

パーソナリティ機能の広い領域に障害が及んでいること、

その徴候が家庭・職場など広い場面で見受けられる

などを挙げることができます。

 

 

 

パーソナリティ障害というと「パーソナリティ」が付くため

どうしても人格そのものに障害が及んでいると思われがちです。

 

社会的に「パーソナリティ」と見なされている要素が失調している状態であって

人格が損なわれているわけではありません。

 

感情、対人関係、社会行動などのパターンに偏りが生じて

社会生活に支障が出ている状態なのです、

 

 

 

電車の吊革がつかめない

一人では不安で友人と一緒でないと食事ができない

人前でついつい見栄を張ってしまう

などなど…

 

皆さんにも当てはまりそうなタイプがあったかもしれません。

 

でも

この障害には正常・異常の明確な線引きはありません。

本人や周囲が不都合を感じているかどうかが問題になるのです。

 

 

 

最近では

『ボーダー』という言葉で

境界性パーソナリティ障害が世間一般に知られるようになった割に

パーソナリティ障害が正確に知られていないように思われます。

 

せめて

レッテルを張ったり固定観念を持たずに

まずはその人と接することから始められる

といいなと思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

南口院 いたばし

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