乳がんについて
- 健康の話
- 2015.10.02
こんにちは!西川のきむらです!
今回は、巷で話題になっている乳がんについて書こうと思います。
14人に1人がかかると言われている乳がん
定期的にチェックをすること、検診を受けることで早期に発見でき、早期であればあるほど完治の見込みも高い病気です。また、女性には女性特有の病気がいくつもあり、その中でも特に気をつけたいがんが乳がんの他には子宮がんと卵巣がんです。
いずれも、もともと日本女性には少ないがんでしたが、食生活の欧米化や平均寿命も伸びも関係して、戦後から増え続けています。
上の表をみてもらうとわかる通り
子宮筋腫の約2倍、子宮がんの約4倍の確率でかかりやすいのが乳がんですが、冒頭でも述べたとおり早期発見により治る可能性が高い病気でもあります。
また、最もかかりやすい年代は40~50代後半ですが、若いからといって油断はできません。乳がんは何歳でもかかる可能性があります。家族や親せきに乳がんがいない、出産・授乳経験があるから大丈夫ということもありません。乳がんにならない、といえる人は一人もいなのです。
日頃のセルフチェックをしよう!
定期的な健診もしっかり行い、なおかつ自分でチェックをすることが大事です。
生理が終わった後4~5日を目安に、閉経後の人は、毎月日にちを決めて行いましょう。
★鏡の前で形をチェック
- 鏡の前に立ち、両腕の力をぬいて自然に下げたまま次のことを調べます。
・左右の乳房の形や大きさに変化がないか
・乳首のどこかに皮膚のへこみやひきつれはないか
・乳首がへこんだり、ただれができていないか
★仰向けになってしこりをチェック
- 仰向けに寝て、低い枕や折ったタオルを背中の下に入れます。
- 左手を上に上げ、頭の下に入れるようにし、右手の指をそろえてのばし、まず左乳房の内側を調べます。
3.右手を左乳房の内側(乳首の内側)にのせ、指の腹を胸の中央部に向かって、柔らかく、
しっかり滑らせるようにし、しこりの有無をまんべんなく調べます。
4.同じ姿勢のまま左腕を自然な位置に下げ、今度は乳房の外側の部分を外から内に向かって、調べます。
5.右乳房もこのように同じように調べます。
★わきの下のリンパ節と乳頭をチェック
6、起き上がり、右手の指をそろえてのばし、
左わきの下に入れてしこりがあるかどうか指先で確かめます。右のわきの下も同様に調べます。
7、最後に、左右の乳首を軽くつまんで、乳をしぼるようにし、
血液の混じった分泌物がでないかどうかを確かめます。
マンモグラフィ、エコー検査をうけましょう!
★マンモグラフィ
マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影のことをいいます。マンモグラフィは、触診では診断できない小さなしこりや、しこりになる前の石灰化した微細な乳がんの発見に威力を発揮する検査法で、乳がんの早期発展に欠かすことのできないものです。
ただし、マンモグラフィは乳腺が密な若い人の場合はX線写真がかすんでしまい、しこりを見つけることが難しいことがあります。また、X線撮影のため、妊娠している人には適しません。
★エコー検査
エコー検査(超音波検査)とは、乳房に超音波をあて、組織から反射をとらえて画像にし、わずかな濃度の違いで病巣を診断するものです。マンモグラフィに比べて小さいしこりや石灰化の診断が困難ですが、しこりの内部構造の鑑別がしやすく、乳腺の密な若い人の診断にも使うことが出来ます。
最後に・・・
乳がんは、怖い病気でもありますが、何度も言うように早期発見早期治療が肝心です。
なんの病気でも言える事でしょうけど、自分で自分の身を守るためにも、しっかり管理をしていきましょう!