消化力を守る
- 亀有北口本院
- 2016.01.10
こんにちは北口本院です
2016年もよろしくお願い致します
年末年始に暴飲暴食をして、後悔されている方も
多いと思います(^_^;)
そこで今回は『消化力』にスポットを当ててみました
■すい臓にやさしい食生活で消化力を維持しましょう
お酒を飲む機会が増える時期です。
そこで気をつけたいのが、すい臓への負担です。
この臓器では、食べ物を消化するすい液がつくられて
います。
アルコールをとり過ぎたり、脂っこい食事を食べ続けて
いると、このすい液によってすい臓自体が溶かされ、
激しい痛みが襲います。
こうした急性すい炎がいま増えています。
消化力を保つためには、アルコールや脂っこい
食品の摂取は控えましょう。
一方、空腹時にお酒を飲むと、胃を荒らすことにも
なりかねません。
乾杯のあとは、食事といっしょにアルコールを。
また、パイナップルにはタンパク質を分解し、消化を
助ける酵素が含まれており、デザートに選ぶとよい
でしょう。
さらに、ダイコンやカブなどにはデンプンの分解酵素が
あり、胃での消化を助けてくれますよ。
■食べた後は牛になって消化力を高めましょう
食後は横になり、安静にしているほうが、胃袋がよく活動して
消化がよくなると言われます。
また、高齢の方にとっては、その方が食後低血圧の
予防になります。
食後は血液が消化器系に多く流れ、低血圧症を起こし、
一時的な脳貧血になります。
急に立ち上がると、転倒することもあるので、食後
しばらくは静かに。
ただし、注意したいのは逆流性食道炎の場合です。
胃からの逆流を防ぐ機能が低下し、胃の中のものが
食堂へ逆流して胸やけや胸痛、つかえ感などを
感じます。
こうした症状が見られるときは、医師の診断を
受けるとともに、食後しばらくは横にならない方が
よいでしょう。
最後に毎日できるヘルスチェックをひとつ
■臭いの状態でチェック!
ストレスや偏った食事など、生活習慣が乱れると
体臭が強くなることがあります。
また、口臭には呼吸器や胃腸の異常、糖尿病などが
隠れている場合も。
糖尿病は重症になると甘酸っぱい臭いを発することが
あります。
また、中高年の女性は口のなかが乾燥する膠原病で
ドライマウスなどを患う人が多く、その場合も口臭が
強くなります。
今年も健康第一で良い一年にしたいですね。
本院 荒木