ブルーライトの危険性とは!?
- 亀有北口本院
- 2016.09.25
皆さんはスマートフォンなどから出る
ブルーライトの影響についてはご存知でしょうか?
今日はそのブルーライトの危険性と対策について
紹介したいと思います。
ブルーライトとは?
ブルーライトとは波長が380~500nm
(ナノメートル)の青色の光線です。
目に見える光である可視光線の中でも
最も波長が短くてエネルギーが強く
目の表面の角膜や水晶体で吸収されずに
網膜まで到達します。
太陽の光にも含まれていますが、
LEDをバックライトにしたパソコン、スマートフォン
ゲーム、テレビ、タブレットなどのデジタル機器から
発生しています。
ブル―ライトが多く発生するのは画面が大きい
テレビやパソコンだと思うかもしれませんが
実は一番強いのはスマホのブルーライトです。
ではブルーライトが目や人体にどのような
影響が考えられるのでしょうか?
ブルーライトによる人体への影響
ヒトの体内にメラトニンというホルモンが
増えることによって眠気が生じ、
太陽の光をあびるとメラトニンが減少し
眠気がなくなって目覚めます。
このように太陽が出ている間は元気に動いて
夜になると段々眠くなるというのは
太陽の光によって体内時計が常に正常に
機能していることを意味します。
これは太陽の光の中のブルーライトの働きにより
生活力リズムが整えられているのです。
ただ現代は夜になってもスマホやパソコンなどの
人工的なブルーライトを長時間浴び続けています。
これによって体内時計が狂ってしまい、
●頭痛
●肩こり
●睡眠障害
●慢性疲労
●うつ病
●脳神経への影響
●肥満
などの悪影響が考えらると言われています。
夜にブルーライトを長時間浴び続けるのが
悪いとわかっていても
パソコンは仕事で必要ですし、
夜に「スマホを見ないなんて無理」という
人が多いと思います。
①ブルーライトカットフィルムを張る
スマホやパソコン、ニンテンドー3DS専用の
ブルーライトをカットするフィルムがあるので
それらを使用するようにしましょう。
スマホに関しては機種によっては
ブルーライトカットモードもありますし
ブルライトカットアプリもあるので
それも使用するようにしましょう。
ブルーライトカットめがねを使用する
ブルーライトカットフィルムに
ブルーライトをカット専用のめがねを
使用することによって
かなり目の負担を軽減することができます。
②ルテインやゼアキサンチンが豊富な食べ物
網膜の中心部である黄斑の構成成分は
ともにカロテノイドの一種である
ルテインとゼアキサンチンです。
黄斑の周辺部はルテインで
黄斑の中心部はゼアキサンチンが主要な
構成成分になっています。
ルテインとゼアキサンシンは強い抗酸化作用があり
ブルーライトのダメージを緩和してくれます。
特にルテインは眼だけでなく肌も紫外線から
守ってくれたり美肌効果もあるので
高齢者だけでなく若い人にもおすすめです。
また、加齢とともに目の中になるルテインと
ゼアキサンチンは減少しやすいので
多く含まれている食品やサプリメントで
積極的に摂るようにしましょう。
ルテインが多く含まれている食べ物は
ほうれん草やケール(青汁がおすすめ)です。
ゼアキサンチンもほうれん草に多く含まれていて
その他パプリカ、トウモロコシに多く含まれています。
皆さんも自分にあったブルーライトを対策をして
眼や体を守りましょう!!!
北口本院 千田