意外とすごいぞ干し芋!
- Let‘s整骨院
- 2016.10.25
みなさんこんにちは。
すっかり秋ですね(´∀` )
秋と言えばさつま芋。さつま芋と言えば干し芋。
今回は私の大好きな干し芋についてです。
日露戦争の時には「軍人芋」とも呼ばれ保存食として使用された歴史のある干し芋は栄養面でも優れています。
豊富な栄養を持っていながらコレステロールは含まれておらず、食物繊維をはじめみかんの2倍のビタミンB1、レモンの2倍のビタミンC、カリウム類を多く含んでいます。
カリウムは高血圧の体の水分の調節をしてくれる働きがあり、高血圧の予防や改善い役立つ成分の1つです。
また、干し芋には意外と鉄分が多く、成人女性の1日摂取目安量の約5割が含有されています。
干し芋の健康効果疲労回復効果
干し芋に含まれている成分の中でもビタミン類は重要視されている栄養の1つです。
ビタミンが多く含まれている果物として有名なのがみかんやレモンですが、干し芋にはみかんやレモンの2倍のビタミンが含まれているといいます。
疲労回復に対してビタミンが直接作用するわけではなく、ビタミンやミネラルといった成分は体の中にある酵素を活性化する働きがあります。
酵素は代謝をスムーズに行い疲労回復をするために必要になるため、ビタミンが疲労回復に効果的になります。
運動後や疲れているときに干し芋を食べるとより効率的に疲労回復に期待ができるそうです。
高血圧予防効果
様々な病気の原因になる高血圧。
「サイレント・キラー」とも呼ばれる高血圧は自覚症状が少なく、放置していると脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化といった死にいたる病気を引き起こすといわれています。
高血圧の原因は食生活や生活習慣にあります。
特に食事は重要で、塩分のとりすぎは血圧が上昇する可能性があります。
干し芋に含まれるカリウムには血液中に溜まったナトリウムを排出する働きがあります。
血液中にナトリウムが多いと尿細管で再吸収されないようにナトリウム利尿ホルモンが分泌され、血管壁にカルシウムがためり高血圧を促進させてしまうことがあります。
そのため、ナトリウムを排出する働きのあるカリウムの含有量の多い干し芋を食べることで高血圧の予防につながります。
むくみ改善効果
立ち仕事が多い人や歩きすぎた日の夜など、足がパンパンに膨れていることはありませんか?
体は水分が多いため「むくみ」がでることがあります。
むくみは、血液中の水分が血管やリンパ管にしみだし、皮膚の下に溜まった状態のことを言います。
一旦むくみが出てしまうと細胞などに養分がいきにくくなり老廃物を排出する機能も低下してしまいます。
そして、さらにむくみが悪化して慢性化してしまうことも。
体内に溜まった余分な水分を排出するには利尿作用の強いカリウムがオススメの成分です。
干し芋にはカリウムが含まれているため、むくみに効果がある食べ物として女性に人気の食材です。
食物繊維も豊富で便秘の改善にもつながるので、老廃物の排出も手助けしてくれます。
まだまだ他にも干し芋は体に良いことがいっぱい!
だからといって食べ過ぎないように注意しましょう(笑)
Let’s整骨院 江原