お彼岸におはぎ?ぼたもち?
- 亀有南口分院
- 2017.03.25

こんにちは南口院です(‘◇’)ゞ
今年は3/17(金)~3/23(木)までが春のお彼岸でしたね!
(春彼岸は春分の日を中心に前後3日、計7日間)
お彼岸と言えばぼたもちやらおはぎやらを食べるイメージですが、2つに違いはあるんでしょうか?
ちょっと調べてみました↓
★ぼたもちとは?
時期:春のお彼岸に食べられる
由来:春に咲く牡丹になぞらえてぼたん餅→ぼたもちになったと言われている
(小豆を牡丹の花に見立てて・・・と言いますが、無理があるだろ!)
餡子:こしあん(諸説あり)
中身:お餅(諸説あり)
★おはぎとは?
時期:秋のお彼岸に食べられる
由来:秋に咲く萩の花が小豆に似ているから→おはぎになったと言われている
餡子:つぶあん(きな粉もあり)
中身:つぶつぶした米(諸説あり)
※夏は「夜船」冬は「北窓」とも呼ばれるそうです
★なぜお彼岸におはぎやぼたもちを食べるのか?
小豆は昔から日本人に欠かせない食材で、さらに赤い色は魔よけの意味がありました。
お祝いなどでお赤飯が出るのも古くは魔よけの意味があったんですね。
そしてお餅には五穀豊穣の意味合いがあり、小豆と合わせてご先祖様にお供えするようになりました。
★あずきの栄養
あずきの煮汁には解毒作用があるとされ、世界最古の医学書にも記載されていました。
主成分の22パーセントはたんぱく質で、必須アミノ酸を含んでいます。
あずきに含まれるたんぱく質は栄養価が高く、アミノ酸スコアの値はお米よりも優秀なのです
※アミノ酸スコアとは?
必須アミノ酸が含まれる割合を数字にしたもの(最高100)
お米は65くらい
ジャガイモが70くらい
あずきは80くらい
卵や肉が100くらい
これだけ見るとお米+あんこという組み合わせは素晴らしいですね!!みんなおはぎ食べよ♡
さらにあずきには豊富な食物繊維が含まれています!!
食物繊維は腸内環境を整える為に必要で、水溶性と不溶性に分けることができます
あずきはこの2つがバランスよく含まれる素晴らしい食材なのです(^_-)-☆
★あずきに含まれる主な成分
・ビタミンB1(糖代謝を助ける)
・ビタミンB2(肌や髪の成長を促す)
・ポリフェノール(抗酸化作用)
・サポニン(抗酸化作用・中性脂肪を低下させる)
・亜鉛(細胞の発育・ホルモン活性化)
・カリウム(むくみに効果あり)
・鉄分(貧血防止)
・カルシウム(骨)
などなどたくさんの成分が含まれています( ..)φメモメモ
便秘の解消や美肌効果に抜群のあずきですが、カロリーは高いので食べ過ぎには注意が必要です( *´艸`)
こんなに栄養抜群のあずきと日本人の心であるお米の組み合わせ・・・贅沢ですねえ!
お彼岸だけではなく、気軽におはぎを食べていきましょう(´◉◞౪◟◉)