姿勢で疲労がわかる!
- 健康の話
- 2017.06.16
こんばんわ。
西川の尾崎です。
今日の話は姿勢で疲労がわかるです。
疲労の自覚がある人もない人も疲れ具合が体に表れる場合があります。気を張っていると心身に負担をかけすぎていることにも気づかず、後に体調を崩してしまうことにもなりかねません。
体に表れるサインは体の部分的な筋肉の過緊張として見られるケースが多いです。
すると姿勢的な変化が表れ、疲労してないときにはどうとでもない動きがしにくかったりします。そこで疲労を知るカラダのサインをチェックして早めに対処しましょう。
疲労度チェック1
肩甲骨が壁から浮かずにつくか
背中を壁にくっつけてみることで簡単に疲れが溜まっているかわかります。
とても簡単な動作ですが、なかなかやっている人はいないと思います。
心身の疲労が姿勢保持に関係する筋肉への影響を及ぼすと肩甲骨の位置が変化していくことがあります。
理想的な肩甲骨の位置は床に対して垂直ですが、疲労が溜まっていくと壁に背中をつけて立った時に肩甲骨が浮いた状態になります。
やり方はカカトとおしりを壁につけますが、おしりの位置にあわせて足元の位置も調整します。
そして壁に背中をつけた時に肩甲骨の大部分がつけばOK!
もし、肩先が体の前の方にいき、背中が浮くようになっているのは疲れが溜まっているサインです。頭や腕を支える首の筋肉や背中の筋肉に張りが強まっているかもしれません。
これを解消するエクササイズがあります。
両肩をすくめた状態で曲げた左右の肘を背中の後ろに近づけます。肩甲骨が寄るようにしたまま10秒間キープします。
左右の肩甲骨を伸ばすように両腕を前方へ伸ばしながらのストレッチです。これも10秒間キープします。
この2つを3回ほど繰り返します。
疲労度チェック2
顔を上に向けて不快感はないか
特に精神的な緊張が強かった場合、顔の筋肉を頭部、首の筋肉が過剰に硬くなってしまうことがあります。精神的な緊張による疲労を引きずってしまうと頭部を支えたり、頭を動かしたりする動きが小さくなり、頸椎の関節へ負荷がかかることがあります。
やり方はゆっくりと上を向いてみましょう。
顎を少し上げた程度でも首に痛みが出てしまう人もいます。痛みまでいかなくても不快に感じたり、上を向く範囲が狭くなっている場合もあります。
これも解消するエクササイズがあります。
ゆっくりと下を向きます。ゆっくりと動かし、首の後面が気持ちよく伸びたところで10秒間止めます。顔を上げて、再度ゆっくりと下を向き、これを数回繰り返します。
真下だけではなく、斜め右下や斜め左下を向いてのストレッチも効果的です。