お餅の原材料は「もち米」と「水」のみです。つまり、不必要な添加物を一切含んでいないわかりやすい食べ物です。 そして、お米やパンより、よく噛まないと飲み込むことが困難です。よく噛むことで、顔周りの筋肉が自然と使われてリフトアップに繋がるわけです。
ダイエットに冷えは大敵です。
体が冷えると代謝が悪くなり、せっかく運動したり食事に気を付けてもその効果が半減してしまいます。 もち米は白米より、胃を温める効果が強いといわれます。冬場にお餅を食べる機会が多いのは、原料のもち米に胃を温める効果があり、冷え性を改善することができるされてきたからです。そして、食べる時に噛むことによって、更に体温が上がり、体内の循環がよくなって体の中からキレイにしてくれる作用が期待できるのです。 餅米には身体を温める温熱作用の他に、ビタミンB1による疲労回復、ナトリウムが高血圧の解消にも効能があるそうです。
頻尿で悩んでいる人には利尿抑制作用もあるとのこと。 美容や健康に一役買ってくれそうなお餅。でも気になるのはカロリーですよね。
・お餅って太る?
白米のカロリーは100gで、168kcalです。お餅の方がちょっと高めですね。
しかし100gって、どれぐらいの大きさ?っていう疑問もありますよね。
お餅の大きさは切り餅1個で約50g、だいたい118kcal丸餅1個で約35g、だいたい83kcalです。 お茶碗一杯分のご飯は、少なくて150gで多くて200gです。ということは、白米は少ない盛りで252kcalです。 ということは、切り餅を2つ食べても236kcalなのでカロリーは低いです。
1.食べる量は、1日に2個まで
切り餅2個分のカロリーは、ごはん一膳分よりも少なめですが、食べすぎると太る原因になるので注意が必要です。ご飯1膳は切り餅2つ分と同じくらい、と覚えておくとよいでしょう。
またお餅は主成分が糖質なので、夜遅くは禁物! できれば日中に食べることをおすすめします。あんこなどをトッピングすると、その分カロリーも上がりますのでご注意ください。
喉に詰まらせてしまうケースも少なくないので、よく噛んで食べましょう。噛むことで脳を刺激し、少量でもお腹は満足するはずです。
内閣府の食品安全委員会によると、餅は窒息事故頻度が最も高い食べ物であるとのことです。餅の窒息事故の被害者の8割以上が高齢者である、とのデータもあります。お餅を食べる際は、少量ずつ、よく噛んで食べましょう。