春と自律神経
- 亀有南口分院
- 2018.03.17
もうすぐ春ですね!!
春といえば寒い冬を超えて明るいイメージがありますが・・・
身の回りの人で体調を崩してる人はいませんか??
春になるとどうも調子が悪いのよねーということをよく聞きます。
そこで春になぜ?調子が悪くなる人が多いのか調べてみました。
春は気候の変化やストレスを感じやすいことが春の不調につながりやすいそうです。
とくに体が冷えている人ほど、春の不調の症状が現れやすいと言われているそうです。
自律神経のバランスを一年という期間で観察すると、冬は厳しい寒さに耐えるために体を緊張状態に保つ
交感神経が優位になっているようですが、夏になると体が緩み、副交感神経が優位になります。
春はちょうどその切り替えの時期になっていて、1日の寒暖差が激しいことで、ホルモンのバランスが
崩れやすくなることも重なって、自律神経が乱れやすくなるようです。
また、春から梅雨に向けて気圧が下がり副交感神経は優位になりますが、この時期にだるさを感じたり、
ボーっとするといった症状がでることも多いようです。春になるとやたら眠くなるのは、
副交感神経が優位になっている証なのです。
それでは春の不調の解消法をみていきましょう!!
自律神経の乱れを調整する方法とは・・・
・食事で自律神経を調整する
季節の変化に対応して、スムーズに副交感神経が作動するような食生活を心掛けるようにするといいようです。
その食材とは、食物繊維が豊富に入っているもの、酸っぱいもの、辛いものです。酸っぱいものや辛いものは、
体にとっては異物として認識されます。それを排出しようとする動きが、副交感神経が
優位な方向に働くようです。
さらに食物繊維が多い食べ物も腸の中でゆっくりと消火され、副交感神経を優位にします。
・入浴で自律神経を調節する
熱いお湯は交感神経を優位にしてしまうので、38~40℃のぬるめのお湯にゆっくりと
浸かるのがいいようです。
長風呂よりも少しゆったりして気持ちが良くなる程度の時間にとどめて入浴するのが効果的だそうです。
・睡眠で自律神経を調整する
自律神経を整えるには、睡眠を本来のリズムに戻す必要があります。
出来るだけ早寝早起きを心掛けることが大事です。朝起きたら窓を開けて太陽の光を浴びる、
そうすることで体内時計が整います。
睡眠中は、副交感神経が最も働く時間なので、心地よい睡眠をとれるように、就寝前はパソコンや
スマートフォンの使用は控えて、好きな音楽を聴いて過ごすといいようです。
生活の乱れが春の不調に繋がりますので上記のことに気を付けて春の不調を乗り切りましょう。
南口院 名嘉真