春の旬食材
- 東立石院
- 2018.04.08
こんにちは!!東立石の鹿島です。
今回は春に旬を迎える食材についていろいろ調べてみました。
アスパラガス
今はハウス栽培品や、輸入アスパラガスなども出回っているので、いつでも手に入れることができます。とはいえ、春先から初夏にかけて出回る、旬真っ盛りの太いアスパラガスのおいしさは格別です。
アスパラガスの栄養素 アミノ酸の一種であるアスパラギン酸を多く含むのが特徴で、疲労回復や美肌に効果を発揮します。アスパラギン酸はアスパラガスの穂先に含まれている栄養成分です。水溶性のビタミン様物質であるルティンは、ビタミンPと同様の効果を持ち動脈硬化を防いで高血圧や脳血管障害をも予防する栄養成分です。アスパラガスの色素成分でコレステロール値を下げるクロロフィルは抗酸化作用があります。発がん性物質の解毒に効果がある、セレンやグルタチオンという成分も含まれ、細胞の老化防止や肝臓の強化にも役立つと言われています。また、ビタミンB1、B2、葉酸なども多く含まれるほか、β-カロテンやビタミンC、E、カルシウムや鉄、亜鉛なども含まれています。
たけのこ
旬は4~5月です。なまのたけのこは旬の明確な食材で、特に季節感を大事にする日本料理では春の味覚として喜ばれます。
たけのこの栄養素 グルタミン酸やアスパラギン酸などのうまみ成分でもあるアミノ酸が含まれています。これらの成分は疲れとる働きをします。カリウムを豊富に含みナトリウムを排泄する役割があり、高血圧に効果があります。またむくみをとる効果があります。食物繊維も豊富に含み便秘や大腸がんなどの予防に効果があります。
タラの芽
タラの芽はほのかな苦みや、もっちりした食感が春を伝える食材として人気があり、山菜の王様と言われています
タラの芽の栄養素 タラの芽には、ビタミンKが非常に多く含まれています。効果は、止血効果、骨や歯の形成を促す効果があるので妊娠中や老年期の女性のライフサイクルに欠かせない栄養です。タラの芽にはビタミンEも含まれています。ビタミンEは、身体の末端まで血行を良くする効果がある栄養で、冷え症やあかぎれ、しもやけの予防や改善に効きます。あとは、たけのこと同様にカリウム、食物繊維をふくんでいます。
旬の食べ物を食べて健康に過ごしましょう。