口呼吸③
- 金町院
- 2018.06.04
口呼吸から鼻呼吸に変えるにはどうすれば良いのか、見ていきたいと思います。
意識付けする
当然ながら意識をすることによって改善されることが多いようです。
腹式呼吸を意識したり、ガムを噛みながら生活することによって自然と鼻呼吸になることもあります。
マスクをつける
特に睡眠中に口呼吸になってしまう人はマスクを付けて寝るとよいでしょう。
マスクをつけることにより口で呼吸がしにくくなります。
舌の位置
リラックスして口を閉じているとき、上下の歯と歯の間に2~3mm隙間があるのが正常な状態。この隙間を「安静時空隙」と呼びます。このとき舌は、上あごにピッタリつき、舌先は上の前歯の裏側に触れているのが正しい「舌ポジション」。
肥満の改善
もともと顔が太り気味の方はまずは痩せることによって自然と鼻呼吸になるでしょう。
鼻呼吸テープ
市販されているテープで口に貼るだけで、ヒト本来の呼吸法(鼻呼吸)に整えます。
起床時の口・のどの乾き、いびきの音を軽減し、安眠へ促します。
*鼻呼吸に促すことによって得られる効果があるそうです。効果には個人差があります。
剥がすときに痛くない、肌にやさしいシリコンタイプの粘着剤です。
専用グッズで対応
どうしても意識付けだけでは直らないという方にはグッズの購入をおすすめします。
備考拡張テープや口呼吸防止テープが販売されておりますので、一度買ってみてはどうでしょうか。
あいうべ体操
あいうべ体操は、口呼吸を鼻呼吸に改善していく口の体操のこと。
こういう方におすすめです。
- 口がいつも開いている
- 何となく疲れやすい、だるい、やる気が起きない
- 手軽に、いつでもどこでも出来る健康法が知りたい
- アレルギー性疾患(花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎など)で困っている
口呼吸の改善は、あらゆる病気の原因治療につながります。
そのため、「あいうべ体操」をしっかり継続している人は、自然に鼻で呼吸ができるようになり、症状が改善していくことがあります。
<やり方>
(1)「あー」と口を縦に開き、
(2)「いー」と口を横に開き、
(3)「うー」と口をすぼめ、
(4)「べー」と舌を出します。下顎に着くくらいに。
これを思い切りおこなうことで口周りの筋力をバランスよく鍛えることができます。
(1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける
この運動で舌が上顎に付き正しい位置になるそうです。
ぜひ試して見て下さい。