12月旬な野菜 水菜
- オレンジ堂整骨院・鍼灸院
- 2018.11.28
こんにちは!!
今年もあと一ヶ月くらいになりました。やり残した事はありませんか!?
今回は12月の旬な野菜についてです!水菜です
水菜というのはアブラナ科アブラナ属の野菜で、昔から関西の京都などで作られていた伝統的な京野菜ということが出来ます。京都の東寺九条近辺で、肥料を使用せずに水と土のみで栽培可能なことから水菜と呼ばれるようになったのです。日本全国では京菜と言われることもあります。
非常に上品な味で歯触りがいいのが特長で、冬のなべ料理に使用されることが多い野菜と言えます。一昔前は関西を中心でしたが、現在は関東でも栽培が行われ全国各地の食卓に出てきます。
水菜の種類は「千筋みずな」と呼ばれる関西の品種で葉に多く切れ込みがあり茎が白いモノ。「茎広きょうな」と呼ばれる関東の品種で葉の幅が広くなっていて切れ込みは浅く1株が大き目で茎も太いタイプのモノ。「みぶな」は切れ込みがなくて、茎は細いタイプで緑色となっていて水菜と比較し柔らかく辛味と香りがあるモノで京都の壬生の品種なのでみぶなと言われます。
・美容健康に欠かせない野菜
水菜には、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンB2や、たんぱく質の生成に欠かせないビタミンB6も多く含まれています。カロテンやビタミンCとの相乗効果により、健康な髪や肌作りなど、美容面でも高い効果が期待できます。お肌の乾燥にも欠かせない野菜です。また、神経伝達物質を合成するビタミンB6には、精神を安定させる作用もあります。
豊富なミネラル水菜は、体内の余分な塩分を排出するカリウムや、骨を作るカルシウムが豊富です。高血圧予防や骨粗しょう症予防にも働きかけます。また、水菜は体内の余分な熱を取りのぞく作用もあり、食物繊維も充実しており、便秘解消にも効果的です。
水菜に含まれるビタミンCは美白、シミ、そばかすの予防とコラーゲンが体内で作られるのを促し肌のターンオーバーをサポートするので肌にハリが出て美肌になれます。さらにビタミンE、βカロテンも含まれているからビタミンCと共に抗酸化作用により活性酸素を除去してくれるのでアンチエイジング効果もあります。
・貧血予防
水菜に含まれる鉄分の量は、野菜の中でもトップクラスを誇ります。貧血にはいくつかの原因がありますが、多くは鉄分不足によるもの。そのため、水菜を食べることで
貧血の予防効果が期待できると言われています。
・整腸作用
水菜には多くの食物繊維が含まれていることから、腸の調子を整え、便秘を解消したり、コレステロールの排出を促す働きがあると言われています。
悪玉コレステロールを減少し腸内環境を改善してくれるので便秘解消、美肌効果、大腸がんの予防効果が期待できます。
・むくみの改善
水菜に含まれているカリウムには、体内の余分な水分を排出する働きがあることから、むくみの改善に効果があると言われています。
これだけの栄養成分が揃っている水菜なので、もっと色んな料理に利用したいと考えるでしょうが、なかなかその利用法が見つからずに使わないでいると言う人が多くいますが、それではもったいないものです。
色んな調理法を試してみて美味しく味わうことができることで、栄養成分も豊富に摂取していくことができますから、美味しいのと栄養摂取で一石二鳥となります!!
オレンジ堂 岡田